第二新卒の転職は不利?転職市場における第二新卒の需要について解説

会社を辞めたいけれど、まだ入社して間もないから転職に不利にならないかな?
第二新卒で転職するデメリットは何があるんだろう?

入社して間もない会社を辞めて転職をする時に気になることはたくさんありますよね。果たして、第二新卒の転職はうまくいくのでしょうか?

この記事では、第二新卒で転職するメリット・デメリットから、転職市場における第二新卒のニーズについて解説します。

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【この記事を執筆した人】

ペンネーム:はちみつ☆三郎

  • 上場企業からベンチャー企業までの人事担当者を約10年間歴任
  • 実績2,000記事以上の転職記事、求人広告、人事担当者向けアドバイス記事などの執筆経験

※本人都合により顔写真は非公開とさせていただきます。

転職を考えている第二新卒者の割合

第二新卒と言われても、そもそも「第二新卒とは何か」が理解できていない方も多いと思います。そこでまずは第二新卒の定義を説明します。

第二新卒の定義は会社ごとの人事の考え方によって定義が変わるため、明確な定義は存在しません。

一般的には大卒で新卒入社した会社を3年以内に辞めようと考えている転職希望者を第二新卒と呼んでいます。

そんなにすぐに会社を辞めてしまうような人がたくさんいるのか?という疑問が出てくると思います。では、実際、どれくらい第二新卒での転職希望者がいるのでしょうか。

30%以上が新卒入社から3年以内に退職

厚生労働省の発表した資料(「新規学卒就職者の学歴別就職後3年以内離職率の推移」平成29年9月)を見ても、大学卒業後に新卒入社した人の3人に1人は会社を入社してから3年以内に退職しています。

30%以上の若者がすぐに転職をしており、第二新卒という状況に身を置く人は決して少数派ではないことが理解していただけると思います。

第二新卒の転職は不利どころか需要が上がっている

第二新卒が転職で不利と言われているのは、世間的に見られるネガティブなイメージが要因となっています。実際にどんな要因があるのでしょうか?

第二新卒が転職で不利といわれている3つの理由

3年以内で退職している

在職期間が3年以下ということがマイナスなイメージとなり、不利と言われる要因となっています。

日本では「石の上にも3年」という言葉が根付いており、3年も我慢できない人材はどこに行っても通用しない根性のない人材であると思われてしまうためです。

しかし、これは古い終身雇用制度の時代の考え方であり、そのような考え方をしている人事は減少しています

現在は企業が従業員を終身雇用する体力(資金)もなく、多くの企業が実力主義の賃金制度に切り替えようとしているため、短期で実力を発揮してもらえる人材を採用したいと考えています

過度に在籍年数を気にしなくても問題ありません。

スキルや経験が不足している

スキルや経験が不足していると考えられてしまうため、採用されにくいという考え方もあります。

しかし、そもそもスキルや経験は第二新卒には要求されていませんので、的外れな意見です。

ただし、技術系の一部の職種(開発や生産技術等)については3年以下の経験でも未経験の第二新卒より有利になる可能性があります。

理由としては

技術系の採用は慢性的に不足状態にあり、新卒でも採用目標を達成できていない企業が多いため、採用倍率が低いためです

第二新卒にまず企業が求めるものは、「若さ」というポテンシャルであり、最低限度の社会人として勤務に耐えうるマナーです。名刺交換がしっかりできるか、挨拶がきちんとできるかといった程度のものなので、気にする必要はありません。

精神疾患や健康面での問題あるという疑いを人事に持たれてしまう

平成27年12月1日、労働安全衛生法改正によるストレスチェックの義務化に伴い、企業は現在メンタルヘルス対策を急ピッチで進めていますが、第二新卒採用者の中に多数の精神疾患を抱えている人材が隠れていると考えています。

中途採用者が試用期間中にうつ病などに罹患してすぐに休職するという大問題を抱えているからです

面接時に、心身ともに健康ですとしっかり伝えるようにしましょう。

今第二新卒がアツい!企業が第二新卒を求めているのはなぜ?

企業の第二新卒採用意欲が向上しているという、ハッキリとした統計情報があります。

第二新卒の定義によくある解釈としては、大卒3年以内の若者で、メインの年齢層が24歳です。

東京労働局の発表する資料で、年齢別の有効求人倍率(求職者1人あたりに何件の求人があるか)の推移が公表されており、平成29年3月の24歳以下の有効求人倍率はなんと全国では1.57倍、東京都内に限っては、3.15倍もの高い求人倍率を誇っています。

35歳以上の有効求人倍率が全国で0.99倍、東京都内では1.69倍なので、東京都内の求人に限ってはミドル世代の倍以上の求人があるという状況です。

いかに第二新卒者向けの求人が増加しているかが実感できるデータとなっています

企業が第二新卒を積極採用する3つの理由

新卒に比べて教育コストと時間がかからない

上述でスキルや経験年数が不足しているとありますが、まだまだ社会人経験としては足りないものの、新卒と比べて一定のビジネススキルや立ち回り方を身につけているためです。

教育コストや人材育成にかかる時間がかからず、採用には有利な立場です

社会人として本当に基礎的な初歩のスキルを1から教えることは本当にお金と時間がかかります

新卒入社した会社では

  • 名刺交換の具体的なやり方
  • 電話の掛け方
  • 給与明細の項目の見方

などを教えてくれていると思いますが、中途採用者にそういった初歩の教育をしてくれる会社は非常に少ないです。

つまり、第二新卒は、社会人として最低限の正しい言葉遣いやマナー、仕事を円滑に進めることができるようなスキルさえあれば転職成功率をアップさせることが可能なのです

若手の社会人のため業界や職種に染まっていない

社会人経験が豊富だと個人の価値観やプライドがかえって邪魔になるケース、大手の就業経験しかない人はベンチャーのスピード感についていけないといったケースがあります。

しかし、社会人経験の浅い第二新卒は

特定の業界・職種に染まっていないため、最初から学ぶ姿勢があり、企業として獲得したい人材領域です

第二新卒であれば経験が薄いため素直に会社のやり方を吸収して仕事を進めることができますし、まだまだ若いので会社のやり方をうまく吸収しながら業務を発展させることができるような素直さがあります

経験者よりも歓迎される要素が「素直さ」であり、この面で第二新卒は有利です。

キャリアを見据えたポテンシャルの高さに期待

転職を考えている人の中には、自分のキャリアや将来性についてしっかり考えてポジティブな理由で転職する人もいます。

そのような求職者はポテンシャルや意欲が高いため、企業として獲得したい人材です。

やる気はポテンシャル以前の問題なのですが、そもそも仕事に対する意欲が低い人材が仕事の能力を伸ばすことは難しいものです。

またキャリアや将来性が明確でなくては、仕事をしていても一体何のためにこの仕事をしているのかと考えてしまうでしょう。

キャリアや将来性について明確なビジョンを持った人材であれば、前向きに仕事をこなしていけると企業は考えているため、獲得したい人材として第二新卒の採用に前向きになっている企業が多いのです

転職者(第二新卒)にとってのメリット&デメリット

第二新卒で転職する3つのメリット

第二新卒で転職するにあたっては3つのメリットがあります。

メリット1|未経験職種のようなキャリアチェンジができる

1つめのメリットは、思い切ったキャリアチェンジが可能な点です。

第二新卒はポテンシャルが重要視されるため、スキルが求められる未経験職種でも採用されやすい傾向にあります。

どうしてもやってみたいと思える仕事があるのであれば、思い切って転職してみるのも1つの選択肢です。

メリット2|ネガティブに感じる環境をリセットできる

2つめのメリットは、環境をリセットすることが可能な点です。

新卒で入った企業がどうしても自分に合わない」 「長時間労働でプライベートの時間が確保できない」 「人間関係が合わない」 「仕事内容にやりがいを感じない

などの理由がある場合、環境のリセットをすることができる第二新卒での転職をおすすめします。

第二新卒は元々の就業期間が短いことから、業界や職種を問わず広い範囲へ転職しやすく、新しい業界への転職も可能です。

環境や仕事内容を変えるチャンスとなることは元より、労働時間についても業界や職種によっては残業時間の削減に努めている企業もあるため、不満が解消されることがあります

メリット3|ビジネスマンとしての視野が広がる

3つめのメリットは、他の会社の仕事を経験することで視野が広がることです。

1社の仕事のやり方だけしか知らない場合、会社が倒産した場合などに他の会社に適合することができずに仕事自体がなくなってしまうことも考えられます。

転職経験を通して様々な仕事に触れることは、今後のキャリアの選択肢の幅が広げるうえで有効な選択といえるでしょう

第二新卒で転職する2つのデメリット

第二新卒で転職する際には3つのデメリットがあります。

デメリット1|時間と労力を費やす

1つめのデメリットは、せっかく培ってきたキャリアを捨てることになってしまう点です。

短いとはいえせっかく新卒で入社できた会社を辞めることで、またすべて最初からやり直しになってしまいます。

転職は決して楽な選択ではないため、ある程度手間がかかることは当然といえば当然でしょう

デメリット2|同期がいなくなる

2つめのデメリットは、同期がいなくなることにより孤独を経験します。

新卒入社した会社であれば同期が何十名もおり、他愛のない話で盛り上がるでしょう。

やはり同期は自分が本当に壁にぶち当たった時に必要となる存在です

そのように感じるかもしれませんがあくまで転職を決断するのはあなたなので、そこは前提のうえで行動しましょう。

他記事で「第二新卒の転職ノウハウ」や「第二新卒におすすめの転職エージェント」について紹介しているので、そちらも記事もよろしければ参考にしてください。

【関連記事】

第二新卒で転職を有利にするために必要な考え方について徹底解説!
第二新卒の転職はサイトとエージェントどちらがいい?おすすめサービスを紹介

まとめ|第二新卒は不利ではなくむしろ転職に有利

第二新卒が不利と言われているのは、世間の常識が古いためです。実際には採用の常識は変化してきており、第二新卒での転職は採用需要の増加に伴い有利になってきています。


マイナスなイメージがつきがちな部分である早期離職などに関しても、まだまだ若いため許容されていますし、採用する企業側からしても新卒者に比べて教育コストと時間がかからないため魅力的です。


もちろんメリットとデメリットはありますが、環境をリセットして新しい職場で働きたいと考えている場合には、第二新卒は未経験の職種や業界にも挑戦しやすく非常に有利です。若さと柔軟性を存分に発揮して、有利な転職市場である第二新卒での転職を行いましょう。

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