第二新卒の転職は不利なの?転職市場における第二新卒の需要について解説

会社を辞めたいけれど、まだ入社して間もないから転職に不利にならないかな?
第二新卒で転職するデメリットは何があるんだろう?

入社して間もない会社を辞めて転職を検討する時、気になることはたくさんありますよね。

果たして、第二新卒の転職はうまくいくのでしょうか?

この記事では、第二新卒で転職するメリット・デメリットから、転職市場における第二新卒のニーズについて解説します。

この記事でわかること

  • 第二新卒での転職は不利ではない!その理由は?
  • 採用が抱く第二新卒への懸念点3つ
  • 第二新卒で転職するメリットデメリット
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【この記事を執筆した人】

ペンネーム:はちみつ☆三郎

  • 上場企業からベンチャー企業までの人事担当者を約10年間歴任
  • 実績2,000記事以上の転職記事、求人広告、人事担当者向けアドバイス記事などの執筆経験

※本人都合により顔写真は非公開とさせていただきます。

そもそも第二新卒とは?一般的になった早期の転職

第二新卒とは?

新卒入社3年以内の転職希望者が第二新卒

第二新卒と言われても、そもそも「第二新卒とは何か」が理解できていない方も多いと思います。そこでまずは第二新卒の定義を説明します。

第二新卒の定義は会社ごとの人事の考え方によって定義が変わるため、明確な定義は存在しません。

しかしながら、第二新卒に関しては以下のような解釈が一般的です。

第二新卒の一般的解釈は?

大卒で新卒入社した会社を3年以内に辞めようと考えている転職希望者を第二新卒と呼んでいます。

あなたは当てはまりましたか?

でも3年以内に転職なんて少数派なんじゃ…転職活動は難しいのかな?」という疑問が出てくると思います。

しかし、そんなことはありません。入社3年目以内に転職する第二新卒は今や一般的。

どれくらい第二新卒での転職希望者がいるのか、見ていきましょう。

3人に1人が第二新卒で転職している

新規学卒就職者の離職率

厚生労働省の発表した資料(「新規学卒就職者の学歴別就職後3年以内離職率の推移」)を見ても、大学卒業後に新卒入社した人の3人に1人は会社を入社してから3年以内に退職しています。

これは同時に、それだけ多くの第二新卒者が転職しているという実情となり、企業の人事にとっても周知の事実

あなたが第二新卒で転職活動をしたとしても、珍しい目で見られることはないことを理解していただけたでしょうか?

第二新卒の転職は不利どころか有利!

年代別有効求人倍率

企業の第二新卒採用意欲が向上しているという、ハッキリとした統計情報があります。

一般的な第二新卒の解釈としては、大卒3年以内の若者で、メインの年齢層が22〜24歳です。

この年代の有効求人倍率が他の年代と比較して、圧倒的に高いというデータがあります。

東京労働局の発表する資料で、年齢別の有効求人倍率(求職者1人あたりに何件の求人があるか)の推移が公表されており、平成29年3月の24歳以下の有効求人倍率はなんと全国では1.57倍、東京都内に限っては、3.15倍もの高い求人倍率を誇っています。

35歳以上の有効求人倍率が全国で0.99倍、東京都内では1.69倍なので、東京都内の求人に限ってはミドル世代の倍以上の求人があるという状況です。

いかに第二新卒者向けの求人が増加しているかが実感できるデータとなっています。

【積極採用の背景】第二新卒3つの市場価値

他の年代と比較して、需要が最も多いのが第二新卒世代です。

一般的に、転職=中途採用で企業が求めるのは仕事のスキルですが、なぜ社会経験の少ない第二新卒が積極的に採用されているのでしょうか?

その理由としては、第二新卒に以下のような特有の3つの市場価値があるからなのです。

第二新卒3つの市場価値

  • 新卒に比べて教育コストと時間がかからない
  • 若手の社会人のため業界や職種に染まっていない
  • キャリアを見据えたポテンシャルの高さ

順番にご紹介していきます。

新卒に比べて教育コストと時間がかからない

新卒者の育成にはお金がかかる

第二新卒はまだまだ社会人経験としては足りないものの、新卒と比べて「一定のビジネススキルや立ち回り方を身につけている」という特性があります。

新卒入社した会社では

  • 名刺交換の具体的なやり方
  • 電話の掛け方
  • 給与明細の項目の見方

などを教えてくれていると思いますが、中途採用者にそういった初歩の教育をしてくれる会社は非常に少ないです。

というのは、社会人として本当に基礎的な初歩のスキルを1から教えることはかなりのコストと時間がかかります。

教育コストや人材育成の手間が省けるという点で、企業は第二新卒に魅力を感じているのです。

第二新卒のアピールポイント

第二新卒は、社会人として最低限の正しい言葉遣いマナー仕事を円滑に進めることができるようなスキルさえあれば、転職成功率をアップさせることが可能です。

履歴書・職務経歴書の書き方、送付方法、面接での立ち振る舞い、全てが第二新卒にとっては評価ポイントとなりうるため、気を抜かないようにしましょう。

若手の社会人のため業界や職種に染まっていない

第二新卒の柔軟さ

社会人経験が豊富だと個人の価値観やプライドがかえって邪魔になるケース、大手の就業経験しかない人はベンチャーのスピード感についていけないといったケースがあります。

しかし、社会人経験の浅い第二新卒は特定の業界・職種に染まっていないため、最初から学ぶ姿勢があり、企業として獲得したい人材領域なのです。

第二新卒であれば経験が薄いため、素直に会社のやり方を吸収して仕事を進めることができますし、まだまだ若いので会社のやり方をうまく吸収しながら、業務を発展させることができるような素直さがあります。

経験者よりも歓迎される要素が「素直さ」であり、この面は第二新卒の大きな市場価値です。

第二新卒のアピールポイント

「素直さ」「柔軟さ」が第二新卒の大きな市場価値ですから、この2つが欠けていると判断されるような対応は大きなマイナスポイントになります。

特に、転職理由において、「業務内容に変化がありついていけなかった」「職場に馴染めなかった」など、第二新卒の魅力とは正反対の受け答えをしてしまうことのないよう、注意しましょう。

履歴書の志望動機や自己PR、面接でも「素直さ」「柔軟さ」がアピールできるような主張をしていくよう意識してください。

キャリアを見据えたポテンシャルの高さ

第二新卒のポテンシャル

転職を考えている人の中には、自分のキャリアや将来性についてしっかり考えてポジティブな理由で転職する人もいます。

そのような求職者はポテンシャルや意欲が高いため、企業として獲得したい人材です。

キャリアや将来性が明確でなくては、仕事をしていても一体何のためにこの仕事をしているのかと考えてしまうでしょう。

キャリアや将来性について明確なビジョンを持った人材であれば、前向きに仕事をこなしていけると企業は考えているため、獲得したい人材として第二新卒の採用に前向きになっている企業が多いのです

第二新卒のアピールポイント

一般的に中途採用では、その人が何をしてきて、どんな実績を残したのか?という過去が注目されがちです。

しかし、第二新卒の転職ではその人を図る指標が過去にはないため、企業は未来(これからどんなキャリアを積んでいきたいのか?)に注目します。

将来こんな風に働きたい→そのために今回の転職がある」というアピールをしていきましょう。

第二新卒の転職が不利になり得る企業側2つの懸念と対策

転職市場は空前の売り手市場となっていて、多くの企業が人手不足という問題を抱えています。

そのバックボーンがあり、なおかつ転職市場で特に需要が高いのは若い世代なので、第二新卒世代の転職が不利になることは考えにくいです。

しかし、「新卒入社後、早期に転職を希望している」という事実から、企業側も以下のようないくつかの懸念を持っています。

第二新卒に対する企業の懸念点2つ

  • 安易に転職を繰り返さないだろうか?という懸念
  • 健康面に問題がある人ではないだろうか?という懸念

この2つの懸念点をしっかり払拭できるような対策をしていきましょう。

順番に解説していきます。

安易に転職を繰り返さないだろうか?という懸念

在職期間が3年以下ということがマイナスなイメージとなり、不利と言われる要因となっています。

日本では「石の上にも3年」という言葉が根付いており、3年も我慢できない人材はどこに行っても通用しない根性のない人材であると思われてしまうためです。

しかし、これは古い終身雇用制度の時代の考え方であり、そのような考え方をしている人事は減少しています。

キャリアのステップアップのために転職する」「ライフステージに合わせた働き方のために転職する」という考え方が浸透しつつあるからです。

現在は企業が従業員を終身雇用する体力(資金)もなく、多くの企業が実力主義の賃金制度に切り替えようとしているため、短期で実力を発揮してもらえる人材を採用したいと考えています。

過度に在籍年数を気にしなくても問題はありません。

第二新卒の転職を成功させる対策

在籍年数を過度に気にする必要はないものの、その一方、採用が「安易に転職を繰り返す人ではないだろうか?」「またすぐに辞めてしまうのではないだろうか?」という懸念を持っていることも事実です。

将来のキャリアプランに基づく転職である」とアピールすることによって、今度は長く働く心づもりであることをアピールしてください。

健康面に問題がある人ではないだろうか?という懸念

平成27年12月1日、労働安全衛生法改正によるストレスチェックの義務化に伴い、企業は現在メンタルヘルス対策を急ピッチで進めています。

そんな中、第二新卒採用者の中にも多数の精神疾患を抱えている人、あるいは予備軍が隠れていると企業は考えているようです。

第二新卒の転職を成功させる対策

企業としては、中途採用者が試用期間中にうつ病などに罹患してすぐに休職するといったようなことは避けたいもの。

実際に心の病が前職の退職理由となっている場合でも、そのままそれを転職理由として伝えるべきではありません。

面接時に、「心身ともに健康です」としっかり伝えるようにしましょう。

第二新卒枠で転職するメリット&デメリット

  • 第二新卒で転職しても不利にならないこと
  • とはいえ、第二新卒に対して企業側も懸念点を抱えていて、そこを払拭していく必要あり

ここまで、以上2点について解説してきました。

最後に、第二新卒で転職するべきなのか?そうでないのか?、第二新卒で転職するメリットとデメリットをご紹介します。

第二新卒で転職する3つのメリット

第二新卒で転職するにあたっては3つのメリットがあります。

第二新卒で転職する3つのメリット

  1. 未経験職種への挑戦など、キャリアチェンジができる
  2. ネガティブに感じる環境をリセットできる
  3. ビジネスマンとしての視野が広がる

順番に解説していきます。

メリット1|未経験職種への挑戦など、キャリアチェンジができる

第二新卒で転職することの1つめのメリットは、思い切ったキャリアチェンジが可能な点です。

キャリチェンジにはタイムリミットがあり、いつまででもできるものではありません。

年齢が高くなればなるほど、未経験からの転職の難易度は高くなります

年齢別の異職種転職者の割合

以上のグラフからもわかるように、第二新卒世代では2人に1人が成功させていた未経験職種への転職も、20代後半になるとぐっと減り、30代に突入すると、その成功率はさらに減少してしまいます。

どうしてもやってみたいと思う仕事があるのであれば、未経験からの転職が最も成功しやすい第二新卒のうちに、思い切って転職してみるのも1つの選択肢です。

同職種への転職以外に、未経験職種への転職の可能性があるという点は、第二新卒で転職する大きなメリットと言えるでしょう。

メリット2|ネガティブに感じる環境をリセットできる

2つめのメリットは、環境をリセットすることが可能な点です。

  • 新卒で入った企業がどうしても自分に合わない…
  • 長時間労働でプライベートの時間が確保できない…
  • 人間関係が合わない…
  • 仕事にやりがいを感じられない…

以上のような理由があり、どのみち長く働いていくことが難しく、どこかのタイミングで転職を決意しているような状況なら、転職成功率が高い第二新卒で環境をリセットしておくことは、今後のキャリア形成の視点から見ても有意義な選択肢であると言えます。

第二新卒は元々の就業期間が短いことから、業界や職種を問わず広い範囲へ転職しやすく、新しい業界への転職も可能です。

環境や仕事内容を変えるチャンスとなることは元より、労働時間についても業界や職種によっては残業時間の削減に努めている企業もあるため、不満が解消されることがあります

メリット3|ビジネスマンとしての視野が広がる

3つめのメリットは、他の会社の仕事を経験することで視野が広がることです。

1社の仕事のやり方だけしか知らない場合、年齢が高くなればなるほど他の会社に適合することが簡単ではなくなってきます。

また、転職経験を通して様々な仕事に触れることで、今後のキャリアの選択肢の幅を広げることができます。

第二新卒世代の、伸び代が大きい時期の転職だからこそ、得るものが大きいと言えます。

第二新卒で転職する2つのデメリット

第二新卒で転職するメリットがあるのと同じように、第二新卒で転職する際には3つのデメリットがあります。

第二新卒で転職する2つのデメリット

  1. 培ってきたキャリアを捨てることになる
  2. 同期がいなくなる

デメリット1|時間と労力を費やす

1つめのデメリットは、短い期間とはいえ、新卒入社以来培ってきた分のキャリアを捨てることになってしまう点です。

たとえ同業種・同職種への転職でも、勤め先が変われば、また一から新たにインプットし直さなければならないことが出てきます。

転職活動中から転職先へ慣れるまでの期間、体力面や精神面に大きなストレスがかかることは、ある程度想定しておくべきと言えます。

デメリット2|同期がいなくなる

2つめのデメリットは、同期がいなくなることにより、孤独を経験する可能性があることです。

特に、規模の大きな大手企業で、新卒者を数十名規模で採るようなところであれば、その気持ちは募るかもしれません。

しかし、中途採用を積極的に行なっている企業であれば、同期がいないことを孤独に感じるようなことはレアケースになるでしょう。

第二新卒の転職を成功させたいなら、転職エージェント活用がおすすめ

早期退職に至っていることから不利に思われがちな第二新卒の転職ですが、市場的に第二新卒での転職は有利な状況であることをお分りいただけたかと思います。

とはいえ、「第二新卒の転職はキャリアが最重要視される他の年代の転職とは異なる」という点で、「どのように転職活動を進めていけばいいのかな…?」不安を感じる第二新卒者も多いです。

転職はその後の人生に関わる大きな決断。

第二新卒での転職活動を最大限有利に進め、その後順調なキャリ形成に生かしていくためにも、転職エージェントを活用し、転職活動を進めていくことをおすすめします。

あなたにぴったりの転職支援サービスを見つけて、最高の転職を実現させてくださいね。

まとめ|第二新卒は不利ではなくむしろ転職に有利

第二新卒が不利と言われているのは、世間の常識が古いためです。実際には採用の常識は変化してきており、第二新卒での転職は採用需要の増加に伴い有利になってきています。


もちろんメリットとデメリットはありますが、環境をリセットして新しい職場で働きたいと考えている場合には、第二新卒は未経験の職種や業界にも挑戦しやすく非常に有利です。若さと柔軟性を存分に発揮して、有利な転職市場である第二新卒のうちに転職を行いましょう。

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