新卒1年目の転職は厳しい?メリット・デメリットと成功のためのヒント5つ

新卒1年目の転職は厳しい?メリット・デメリットと成功のためのヒント5つ
男性

社会人1年目で辞めちゃうとやっぱり転職って難しいのかな……。

女性

良い就職先だと思ってたのに、何だか評判と全然違っちゃった……。
転職の方法ってどうしたら良いんだろう?

新卒1年目は学生から社会人へと変化していく過程です。

今この記事を読んでいる方も、入社前と入社後のギャップに悩み転職を考えていらっしゃるかもしれません。

実際、キャリタス就活の調査によると新卒1年目の40%以上が転職を検討しており、厚生労働省のデータでは実際に10%以上の人が退職しています。

ですから入社1年目での転職はありえないことではありません。

この記事では新卒1年目での転職を成功させる5つのヒントと、この時期に転職するメリット・デメリットなどをご紹介していきます。

この記事でわかること

  • すぐにでも辞めるべき人ってどんな人?
  • 最低でも1年は勤めるべき?
  • 1年働くともらえる給付金があるってほんと?
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監修者五十嵐美貴様 五十嵐美貴

【この記事を監修した人】

新卒1年目の10人に4人が転職を検討、大卒者では9人に1人が退職している

新卒1年目の転職検討は4割強!

新卒1年目の40%が「転職を検討している」その理由は?

新卒1年目の転職は難しいのでは……?」と感じる方も多いでしょうが、実は入社1年目の時点で転職を検討中、あるいは転職活動中の人は実に43%以上にのぼっています。

そして、実際に平成29年には大卒者の「11.5%が新卒1年目で退職をしている」というデータが出ています。
出典:厚生労働省 学歴別就職後3年以内離職率の推移

新卒1年目の段階で、すでに転職を検討している人とそうでない人との違いは何なのでしょうか?

勤務先企業への満足度

出典:キャリタス就活 入社1年目のキャリア満⾜度調査(2018年)|株式会社ディスコ

新卒1年目で転職検討中の人と検討していない人の明確な違いは、「入社前後の満足度の差」です。

転職を検討していない人は、入社前後を比較しても満足度が3.9%しか変わりません。

しかし転職検討中・転職活動中の方は、入社決定時から入社後で15.4%も勤務先企業への満足度が下がっています。

なぜそこまで満足度が下がってしまったのかを明確にするために、入社後に感じたギャップのデータを見てみましょう。

入社後のギャップ

良いギャップ

  • 予想以上に教育に⼒を⼊れてもらえていること。<金融/文系女性>
  • 意外と自分の関わりたかった仕事を⼀年目からやらせてもらえている。<IT・情報処理/理系女性>
  • 上下関係がいい意味で緩く、とても働きやすい環境だと感じた。<製造/文系男性>

悪いギャップ

  • 説明会では華やかな部分のみを⾒ていたため、⼊社後は思っていたよりも地味な仕事が多いと感じた。<サービス/文系男性>
  • 希望部署に配属されず、⼊社前に抱いていたイメージと真逆の環境で働くことになったこと。<金融/文系男性>
  • 完全週休二日制と言われているが、事業所によっては土曜日は確実に仕事でそれに代わる休日がない点。<サービス/文系女性>

引用:キャリタス就活 入社1年目のキャリア満⾜度調査(2018年)|株式会社ディスコ

また勤務先企業について不満を持った理由としては、

  • 仕事内容に給与が見合っていない
  • 休日・休暇が少ない
  • 社風が明らかにマッチしていない
  • 職場の雰囲気が悪い


など、待遇面や入社してみて初めてわかるギャップに対しての不満が挙がっています。

こうしたギャップが生まれてしまう背景として、学生側の理解不足や企業側の説明不足に原因があると考えられます。

企業側の原因としては、良い面ばかりをアピールし、待遇面や労働条件の説明が不足している点が挙げられ、学生側の原因としては業界・企業研究不足などが挙げられるでしょう。

いずれにせよ、新卒1年目で転職を検討、あるいは転職した理由は、ミスマッチが起こったことから派生したものが大部分を占めていると言えそうです。

新卒1年目での離職は、双方にとって時間のロスであり、企業は裏表のない情報の発信、学生は十分な研究と実際の勤務状況をOB・OGにヒアリングするなど、注意することが重要です。

しかし次の章でご紹介する「新卒1年目で退職する人が毎年6~9人に1人はいる」というデータを見ると、毎年一定の頻度でミスマッチが起こり、それが原因での離職が発生しているようです。

大卒者の新卒1年目の離職率は11.5%、3年以内に平均37.5%の人が転職

学歴別の3年以内転職率

出典:厚生労働省 学歴別就職後3年以内離職率の推移

平成29年のデータを見ると、高卒・短大卒・大卒すべてにおいて、新卒1年目で辞めている人が11.5%~17.6%、つまり9人に1人以上いることがわかります。

そして1年目で辞めなかった人も、3年以内に31.8%~41.5%が辞めており、学歴別平均で37.5%の新卒者が入社3年目までに離職していることもわかります。

この割合は前出の新卒1年目で転職を検討している人とほぼ同じです。

新卒1年目で転職を検討し1年目では辞めなかったが、その後、新卒2年目・3年目で1年目に転職を検討した人と同程度の人が結局辞めたということになります。

ということは、最初に抱いたイメージから印象が変わることはなかなかないのでしょう。

新卒1年目では転職が難しいだろうから仕事のスキルを身につけてから転職しよう」と考えて実績を積み、転職しやすいといわれる第二新卒の枠で転職市場に出ていったとも想像できます。

では1年目で転職した方たちはいったいどのような検討材料を用いて転職を決意したのでしょうか?

入社1年目でも転職を考えざるを得ないパターン

新卒1年目では今の会社で得られているアドバンテージと転職後のキャリアプランを天秤にかけて熟考したほうが良い方もいれば、今すぐにでも退職し、新しい選択を探すべき方もいます。

今すぐにでも新しい選択を探すべき方は以下のような境遇にいる方です。

  1. パワーハラスメントなどにより人権侵害を受けている
  2. 配属先や労働条件が入社前の話と大きく違っている
  3. 給与遅配、残業代未払いなど業績不振が続いている

(1)パワーハラスメントなどにより人権侵害を受けている

パワーハラスメントには身体的な暴行のほかにも、精神的な攻撃や、集団によるいじめも含まれます。

1年目で辞めるのは外聞が悪いから」などと、いわれのない不条理に耐え続けて体を壊してしまうと、その後の人生にまで影響が出てしまう可能性があります。

すでに心身に不調が出ている場合は、休職などしかるべき手段を取り、新たな選択肢を探す準備をしましょう。

(2)配属先や労働条件が入社前の話と大きく違っている

入社してみたら説明を受けていた業務と全く違う部署であったり、給与や休日が実際のところ全く違っていたりなど、入社後の実態が全然違うということも現実にはあります。

1年後、2年後に配置転換で希望の部署に行く道があるのであれば、他部署へ渡ることもひとつの手ですが、できないのであれば話は変わってきます。

自分が描いているキャリアプランとのギャップを埋められないと判断した場合、転職は一つの解決策です。

(3)給与遅配、残業代未払いなど業績不振が続いている

本来払うべきである給与を期日通りに支払えてもらっていない場合、その企業は自転車操業に陥ってしまっている危険性があります。

特に給与遅配(きゅうよちはい)は倒産の予兆ともいわれ、給与未払いの末に解雇されることも少なくありません。

また残業代未払いなど、正当な対価を従業員に支払わないのは違法行為にあたります。

これらのような事例が身に起きてしまった場合は、全国にある総合労働相談コーナーなどで相談されたり転職先を探されたりすることをおすすめします。

新卒1年目で転職するメリット

では、転職を検討する際に新卒1年目で転職活動をおこなうメリットはなんでしょうか。

  1. 1社目の習慣を引きずることなくスムーズに仕事に入れる
  2. 年齢が若いため、期待値があまり高くない
  3. 現在の合わない仕事でやる気を失わずに済む

(1)1社目の習慣を引きずることなくスムーズに仕事に入れる

まず一つ目のメリットは、「1社目の習慣がつかずスムーズに仕事に入れる」という点があげられます。

ここではわかりやすく、社会人としてのベースのスキルである報連相(報告・連絡・相談)の間隔とタイミングを例にしてみましょう。

この報連相はどんな企業へ入っても当たり前のように求められる能力ですが、チームの体制や個々人の裁量の問題などで、企業によってそのフローは少なからず変わってきます。

そして、社会人としてベースのスキルであるだけに、長年1つの会社に勤めていると、転職先の2社目でこの報連相のやり方に大きなギャップが起こることがあります。

なぜなら、無意識のうちに前職でのやり方で報連相を実行してしまうからです。

このようにして、「何も癖がついていない状態で来てくれる方が教えやすい」という意見を持つ企業もあり、その企業独自のカラーを身に着けていない1年目の新人であることをメリットと感じてもらえることも多いでしょう。

(2)年齢が若いため、期待値があまり高くない

次に二つ目のメリットは、「年齢が若いため、期待値があまり高くない」ということです。

新卒1年目の場合、企業側の期待値は「社会人マナーがわかっていればOK」という程度で、高いスキルを求められないことも多いです。

転職活動までにマナーを完璧にしておけば、今後の伸びしろを見て採用してもらえる可能性が高いです。

 

(3)現在の合わない仕事でやる気を失わずに済む

最後に三つ目のメリットは「現在の合わない仕事でやる気を失わずに済む」ということです。

新卒1年目は社会人経験の中で一番の成長率を誇る時期ともいえます。

その時期に合わない・やる気の出ない仕事をしていては、宝の持ち腐れで時が過ぎてしまいます。

せっかくの成長機会を失わず、やる気を生かして働ける環境に転職すれば格段の成長ができるでしょう。

新卒1年目で転職するデメリット

一方、新卒1年目で転職するデメリットとしては下記2点があります。

  1. 企業によっては求めるレベルに到達していない可能性がある
  2. またすぐ転職するだろうと思われる

(1)企業によっては求めるレベルに到達していない可能性がある

まず一つ目のデメリットは「企業によっては求めるレベルに到達していない可能性がある」ということです。

人によって成長レベルは異なりますし企業によって求めるレベルには差があります。

そのため、新卒1年目の経験では企業が求めるレベルに達していないこともあるでしょう。

自分の持っているスキルと企業の求めるレベルが合っているかどうかを受ける前によく確認しておく必要があります。

(2)またすぐ転職するだろうと就労意志を疑われる

次に二つ目のデメリットは、企業側に「またすぐ転職するだろうと思われる」ということです。

新卒1年目で転職をしようとしているわけですから「嫌なことがあればまたすぐ転職しようとするのでは?」と転職先の企業から思われる可能性もあります。

  • 新卒者の理解不足や企業側の説明不足などのギャップを埋める努力をしたか
  • 将来設計と今回の転職がどう結びついているか

これらの点をしっかりと伝えて、長期間働いていく意志を見せましょう。

注意!雇用保険の恩恵を受けるには「12ヶ月」がカギ

キャリアを考えるうえで、可能性と選択肢をできるだけ多く持っておきたいと考えるのは間違いではありません。

しかし、物事の順序に留意せず、転職先を見つける前に退職してしまい、収入も途絶えたまま転職活動を続けるという厳しいパターンを歩むことは避けたいものです。

正社員として1年働くことで得られる社会保障上のメリットには「雇用保険」の各種給付金があります。

この雇用保険の各種給付金受給資格を得るうえで必要なのが新卒1社目であれば「12ヶ月」の雇用期間なのです。

転職を検討するときは多角的に比較条件を挙げていき、自分の価値観の優先順位をより明確にしていくことが大切です。

社会人2年目からの転職で受給できるかもしれない給付金3つ

  • 基本手当(いわゆる失業保険) 最大約60万円
    「離職の日以前2年間に、被保険者期間が通算して12ヶ月以上あること」
  • 就職促進給付(再就職手当) 最大約40万円
    「基本手当の受給資格がある方」
  • 教育訓練給付 最大10万円
    「受講開始日現在で雇用保険の支給要件期間が1年以上あること」

社会人1年目を過ぎた2年目であればこれらの給付金はすべて12ヶ月以上、雇用保険に加入していれば受け取ることができます。 (2020年8月現在)

1年目の転職について悩んでいるのならば、今すぐ離職するメリットとこれらのメリットも比較してみて、本当に今が退職のタイミングなのか、なぜ退職したいと思ったのか考えてみることをおすすめします。

給付金について、詳しく知りたいという状況の場合は下記のURLにて詳しい条件など押さえるようにしてください。

ではこれらの給付金について簡単にご説明します。

基本手当(いわゆる失業保険)とは

基本手当は、失業中に受け取ることができる給付金です。

退職までに転職先が見つからなかった場合、大変重宝します。

なかには、この失業保険は給付が始まるまで時間がかかるという話を聞いたことがある方もいるかもしれません。

これは「給付制限」といい、自己都合で退職した場合、受給手続日から原則7日間の待機期間の翌日から支給開始となる日までの基本手当を受給できない期間のことを指しています。

雇用保険 給付制限について

しかし、もし倒産・解雇または正当な理由のある自己都合での退職の場合は、「特定受給資格者」もしくは「特定理由離職者」として基本手当の給付が早まることがあります

自分がこの基本手当を利用できるのか分からないときは、近くのハローワークで相談してみるとよいでしょう。

就職促進給付(再就職手当)とは

図説:再就職手当について

就職促進給付(再就職手当)は、基本手当の受給期間を1/3以上残して就職した場合合計8つの支給要件をすべて満たしたときに受け取ることができる給付金です。

これは基本手当で受け取るはずだった残りの給付金を、給付日数が残り2/3以上あった場合は70%、1/3以上あった場合は60%を受け取ることができます。

万が一、転職先が見つかる前に退職してしまっても雇用保険があることを忘れないでくださいね。

退職までに転職先を見つけなければと、焦って転職活動をする前に、あなた自身がどのような働き方をしたいのかきちんと向き合うことも必要です。

教育訓練給付とは

教育訓練給付は「働く方の主体的な能力開発の取組み又は中長期的なキャリア形成を支援するため、教育訓練受講に支払った費用の一部を支給」されるもので、最大10万円を支給されます。

この教育訓練に指定されている講座には英会話教室やパソコンスクールのような受けやすい講座からファイナンシャルプランナーやインテリアコーディネーターを目指す講座などもあります。

地域により講座も違いますので、キャリアチェンジのために転職を考えている方は一度詳しく調べてみるのも良いでしょう。

新卒1年目の転職を成功させるための5つのヒント

これまでに紹介してきたさまざまなメリット・デメリットを踏まえ、1年目でも転職をしようと考えた方もいらっしゃると思います。

そんな方のために、新卒1年目の転職を成功させるための5つのヒントをご紹介します。

新卒1年目の転職を成功させるための5つのヒント

  • 何のために転職するのか?優先順位をつける
  • 採用担当者が納得する転職理由を用意しておく
  • 転職先が決まるまで退職しない
  • 企業のニーズにマッチした強みをアピールする
  • 第二新卒に特化した転職エージェントを活用する

(1)何のために転職するのか?優先順位をつける

まずは「何のために転職をするのか」を定めましょう。

今回は新卒1年目で転職に至ったわけですから、企業側から見ると「就職に失敗した人」という印象があります。

その印象を払拭するためにも、「転職で実現したいこと」を定めてください。

そして、「転職で実現したいことをかなえるためには、志望先企業でないと難しい」という理由を伝えることが重要です。

転職で実現したいことがいくつもあるという人は優先順位をつけ、絶対に譲れないポイントだけを守り、それ以外は柔軟に対応するという考えを持っておくと、転職が成功しやすくなります。

逆に実現したいことをすべてをかなえようと考えると、スキルと見合わず転職活動が難航する可能性が高くなります。

(2)採用担当者が納得する転職理由を用意しておく

新卒1年目で転職をする場合、必ず転職理由を聞かれます。

その理由に対して採用担当者が納得できる理由を用意できなければ、選考突破は厳しくなります。

パワハラ、長時間の残業などの事実は伝えるべきですが、「給与が安かった」「有休が少なかった」など条件面のマイナスを伝えすぎると、会社に対して不平不満を多く持つ人と思われかねません。

マイナス面を伝える時は、感情を乗せず事実として伝えるまでに留めます。

他に転職理由として気をつけるものは、人間関係の問題です。

人間関係の問題はどの企業でも起こりうるため、率直に伝えることは避けましょう。

人間関係の問題が今回の転職のきっかけとなっている場合は、以下のような前向きな理由に言い換えると印象も変わってきます。

【退職理由の言い換え例】

「同僚や上司と関係が悪かった」
→「業務フローの改善方法で最初は意見が対立することもありましたが、こちらの伝え方を改善したことで良い方向に進めることができました。
ただ、どちらかというと改善よりもこれまでの指針を守ることが最優先であったため、もっと変化の速度が早い会社に転職し、企業と共に成長していきたいと思い、自由闊達な風土の会社を探しておりました」

応募先の企業相手には伝え方を考えたほうがいい転職理由ですが、転職エージェントに対しては、実際の転職理由を正直に伝えて大丈夫です。

転職理由を伝えることで、同じような問題が起こりそうな風土を持つ企業の求人は避けて紹介するようになりますし、工夫が必要かどうかは転職エージェントの担当に相談し、一緒に考えてもらうとより良い転職理由が作れるはずです。

(3)転職先が決まるまで退職しない

一番重要な条件が転職先が決まるまで退職しないということです。

定期的な収入がなくなり貯蓄が目減りしていく焦りから、「どこでもいいからとりあえず転職しよう」と不本意な転職に飛びつくおそれがあるからです。

こうなると「何のために転職するのか」の目的も忘れ、また同じような会社に転職してしまうかもしれません。

他にも、企業側から計画性がない、こらえ性がないと判断される可能性もありますので注意してください。

目的と手段を取り違えないようにするためにも、余裕のあるうちに転職先を決めるようにしましょう。

(4)企業のニーズにマッチした強みをアピールする

社会人経験が浅い新卒1年目の場合、ポテンシャルと新卒1年目相応の知識や経験のアピールが重要です。

しかし、それが企業のニーズにマッチしていなければ、選考を通過できません。

第二新卒枠でどのような人材を求めているのかは求人内容を見ることで、ある程度判断できます。

転職エージェントには企業の採用担当者とのパイプがあるため、応募先の企業が求めている人物像やスキルといった細かい情報を持っています。

また、過去その企業の面接で聞かれたことや採用された人の特徴・不採用になった人の特徴などの情報も持っていて、万全な面接対策ができます。

自分の経験が足りない部分は転職エージェントの力を借り、転職で実現したいことがかなえられる企業に内定をもらえるようにしましょう。

(5)第二新卒に特化した転職エージェントを活用する

新卒1年目の転職を成功させるためにはクリアすべき条件がありますが、すべてをクリアするために欠かせないのが、「転職エージェントの選定」です。

通常の転職エージェントに登録をしても、経験者募集の求人案件が多く、ライバルが経験者ばかりになるため、キャリアが浅い新卒1年目の人は不利になり、転職の成功に結びつきづらいためです。

第二新卒を対象とした専門の転職エージェントに登録し、サポートを受けながら転職活動をおこないましょう。

新卒1年目での転職の際の面接では、「新卒で入社してまだ1年なのに、なぜ転職をするのか?」という点を深掘りされることも多く、きちんと答えられないと選考通過が難しくなります。

面接でどう答えればいいのかなど、細かく相談に乗ってくれる転職エージェントの活用は大きな助けとなるでしょう。

もちろん、第二新卒専門エージェントには他のエージェントと比較して、圧倒的に第二新卒向けの求人が多いので、転職成功のための基本である、可能な限り多くの求人に触れるという条件もクリアできます。

まとめ|新卒1年目の転職は珍しいことじゃない

注意点などもたくさんお伝えしたため、「本当に新卒1年目で転職できるのだろうか……?」と不安に思っている方もいるでしょう。


しかし、ご紹介したような方法で専門の転職エージェントの力を借り、対策をおこなっていけば転職は可能です。


新卒1年目での転職のメリット・デメリットを踏まえたうえで、今一度今後のキャリアプランについてじっくり考えてみてください。


そして、自分の目指すキャリアを実現するためにも、転職エージェントをうまく活用し、新卒1年目の転職を成功させましょう。

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