20代の転職は結婚前のタイミングがおすすめ!志望理由はこう伝えよう

20代の転職は結婚前のタイミングがおすすめ!志望理由はこう伝えよう
男性

20代のうちに結婚を考えているけれど、今の会社にとどまり続けるのは年収と将来性の面で不安だな……。

女性

子育てをしながら仕事を続けたいけれど、転職先はどう考えるべきなんだろう?

家庭と仕事のバランスを意識して、結婚を機に転職を考える20代の方は決して少なくありません。

しかし、転職を成功させるポイントや結婚を念頭に置いた転職の注意点を知らなければ、思わぬ失敗をしてしまうおそれもあります。

たとえば、住宅ローンの審査には勤続年数が関係していることや、育休の取得は雇用形態によって1年以上の勤続年数が必須とされることをご存知でしょうか?

この記事ではそれらの注意点や対処法、転職は結婚前にするべきか、結婚後にするべきかといった問題に関して詳しく説明していきます。

結論を言うと、例外はあるものの基本的には結婚前の転職をおすすめします。

この記事のポイント

  • 結婚後の転職はデメリットが多くなる
  • 転職先の選定にはくるみんマークが役に立つ!
  • 結婚を機とした転職の志望理由は、伝え方に工夫が必要
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監修者五十嵐美貴様 五十嵐美貴

【この記事を監修した人】

  • 保有資格:国家資格キャリアコンサルタント/国家資格2級キャリア・コンサルティング技能士/CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)
  • 高校・大学での就職研修講師、職業訓練校・就職支援センターでのキャリアカウンセリング、「マイナビ就職EXPO」「doda転職フェア」へキャリアカウンセラーとしての参加など、神奈川県を拠点に幅広く就職支援を行う。
  • また、採用・昇進評価に関わる人事側からの的確な目線に定評があり、行政機関・民間企業から人材アセスメント(第三者判定)としての委託を複数受け持つ。

20代の多くの場合は結婚前の転職がおすすめ

はじめに、結婚を機とした転職をする際の、結婚前・結婚後の転職事情をそれぞれ見比べてみましょう。

結婚前 メリット ・業種・職種の選択肢が広がる
・産休、育休の取得前に職場になじめる
デメリット ・結婚後の日常生活では仕事とのバランスが取れなくなる可能性がある
結婚後 メリット ・結婚後の生活を踏まえたうえで転職先を探せる
デメリット ・妊娠後は転職活動の時間を確保することが難しい
・転職から間もないと育休が取れないおそれ
・企業の採用が消極的になることがある
・住宅ローンの審査に影響する

これらのメリット・デメリットを総合的に考えると、結婚前の転職がおすすめと言えます。

より詳しく言えば、結婚前の転職がおすすめの人、結婚後の転職がおすすめの人は下記のパターンに分かれます。

結婚前の転職がおすすめなのはこんな人!

  • 「自分の可能性を求めて、未経験の職種へ挑戦したい」
  • 「今の職場では産休・育休制度を使いづらい」
  • 「結婚後の生活について、具体的にパートナーと話し合っており不安が無い」
  • 「結婚や出産といったライフイベントを迎える前にキャリアの軸を固めておきたい」
  • 「面接時に産休・育休を懸念されて採用を見送られたくない」
  • 「新居を構える予定があるので、住宅ローンの審査に備えておきたい」

結婚後の転職がおすすめなのはこんな人!

  • 「結婚後のライフスタイルにマッチした職場を選びたい」
  • 「今のところ子供を産む予定が無く、結婚してからゆっくり転職先を選びたい」

20代で結婚前に転職するメリット・デメリット

まずは、20代で結婚前に転職するメリット・デメリットから解説していきます。

メリット

  • 業種・職種の選択肢が広がる
  • 産休・育休の取得前に職場になじんでおくことができる

業種・職種の選択肢が広がる

第一のメリットは、業種や職種など未経験の分野への転職の幅が広がるというものです。

基本的に未経験の転職は、年齢の若さ(将来性)が採用決定においての重要な基準となります。

その証拠にdodaリクナビNEXTといった転職サイトでは第二新卒(一般的には25歳前後)をターゲットとした転職市場が存在しています。

また、type女性の転職エージェントのデータでは、年齢を重ねるにつれて、未経験OKとする求人が減少していることがわかります。

この求人数のデータは女性向けとなっていますが、男性でも同じ傾向にあります。

そのため、基本的に20代でも若ければ若いほど、未経験職への転職は有利になると言っていいでしょう。

産休・育休の取得前に職場になじんでおくことができる

出産や育児といったライフイベントを迎える前に転職をするならば、結婚前に転職した方が同じ職場で過ごす時間は長くなります。

そのため、結婚前の転職では社内で経験と実績を積む期間がありますし、人間関係に十分になじんでおくことができます。

そして、昨今ではライフイベントを迎える男性社員や女性社員に嫌がらせをするパタハラ・マタハラも問題となっています。

独立行政法人 労働政策研究・研修機構が2016年におこなった「妊娠等を理由とする不利益取扱い及びセクシュアルハラスメントに関する実態調査」では、25~44歳の女性労働者4,505人のうち、21.4%が妊娠等を理由とする不利益取扱い(マタハラ)を経験しています。

決して許されないことではありますが、事前に職場環境になじんでおくことで、こうしたトラブルを回避するための信頼関係を築く期間が生まれます。

デメリットは結婚後に日常生活が変化する可能性があること

結婚後の新生活では、料理や洗濯、買い物といった家事の分担や家計のやりくりの問題で、それまでの日常生活がガラッと一変してしまう可能性があります。

十分な睡眠時間を確保できなかったり、趣味にお金を掛けられず不満が溜まったり、プライベートの変化が仕事に与える影響の大きさは否定できません。

結婚前に転職をしていたとしても、こうした日常生活の変化を受けて家庭と仕事のバランスが取れなくなり、再度転職を検討する事態に追い込まれるおそれがあります。

このように短期間での離職経験があると、「一つの会社で長期間働いてくれない人材」と判断され、採用を見送られかねません。

20代は年収もまだまだ低い時期、キャリアが停滞すると家計も大変であるため、結婚後の生活に関してはパートナーとよく話し合ったり、同棲をして新生活をイメージするなどして、対策をしておきましょう。

20代で結婚後に転職するメリット・デメリット

結婚後の転職のメリット・デメリットに悩む男性と女性

次に結婚後に転職するメリット・デメリットについて解説していきます。

メリットは結婚後の生活を踏まえたうえで転職先を探せること

結婚前の転職のデメリットでは、日常生活の変化から短期間での離職を招く可能性があることについて触れました。

その一方で、結婚後の転職であれば結婚後の生活習慣を踏まえたうえで新生活に合った仕事を選べます。

つまり、結婚前の転職に比べて、家庭と仕事のバランスをうまく取ることができる転職先を探せます。

デメリット

結婚後の転職は、メリットに比べてデメリットが多めになってしまいます。

  • 妊娠後は転職活動の時間を確保することが難しい
  • 転職から間もないと、育休が取れない可能性がある
  • 企業の採用が消極的になることがある
  • 住宅ローンの審査に影響する

妊娠後は転職活動の時間を確保することが難しい

女性はもちろんですが、パートナーが妊娠すると男性も転職活動に打ち込む時間を取ることが難しくなります。

全般的な家事のサポートは当然のこと、つわりが酷い場合などは一日中そばで妻を支える気遣いが必要になることもあるでしょう。

このような状況下で仕事をし、なおかつプライベートの時間で転職活動をすることは困難だと考えられます。

無理に転職活動を進めても焦りや時間の少なさが災いし、企業研究が不十分で選考に落ちてしまったり、志望先企業とのミスマッチを起こしかねません。

転職から間もないと、育休が取れない可能性がある

原則として産休は誰にでも取得可能ですが、育休はそうではありません。

正社員ではなく、パート・派遣・契約社員などの有期契約労働者は、取得に際して下記のような条件が設定されています。

  • 同一の事業主に引き続き1年以上雇用されていること
  • 子が1歳6か月に達する日までに、労働契約(更新される場合には、更新後の契約)の期間が満了することが明らかでないこと

出典:育児休業や介護休業をすることができる有期契約労働者について│厚生労働省

1つ目の条件を逆に言えば、パート・派遣・契約社員の方は同じ会社で1年以上働いていないと育休を取得できないということです。

法律で定められた育児休業ではなく、企業が独自に定めた育児休暇制度なら利用できる可能性はありますが、転職後すぐではなかなか長期休暇の申請を出しづらいものです。

子供を産む予定について、パートナーと十分に話し合ったうえで入念な計画を立てておきましょう。

企業の採用が消極的になることがある

妊娠・出産を控えて、結婚を機に転職する場合、企業の選考が多少厳しくなる可能性があります。

企業は採用を決定するにあたって、下記のような懸念を持っています。

  • 産休を取ってすぐに退職してしまわないだろうか
  • 人員が一人抜けてしまうことで、現場が回らなくなる可能性はないだろうか

未経験者を対象としていない中途採用においては、企業は即戦力として働いてくれる人材を求めています。

しかし、採用が決定した中途採用者がすぐに産休に入ってしまうと、あてにしていた戦力がいなくなり、同じ場所で働くチームや現場の同僚は負担を強いられます。

このような事態を防ぐために、企業としてはどうしても採用に関して消極的になってしまいます。

住宅ローンの審査に影響する

将来的に新居を立てる予定がある場合、とくに気をつけたいのはこの点です。

国土交通省が1,198の金融機関に調査をおこなったデータでは、95.6%の金融機関が審査項目に勤続年数を設けています。

さらにそのなかでも、701の金融機関は1年以上の勤続年数、234の金融機関は3年以上の勤続年数を審査に考慮しています。

もちろん、融資審査は勤続年数のみで判断されるわけではありませんし、勤続年数を考慮しない金融機関もあります。

しかし、金融機関は審査の内容を開示していませんので、どの銀行なら勤続年数が短くても大丈夫かといった審査基準を知ることはできません。

新居を構えるにあたって万全を期しておきたい場合、住宅ローンの審査の合否を判断する1つの基準が勤続年数であることを理解しておきましょう。

結婚を意識した転職を成功させるポイント

結婚を意識した転職を成功させるポイント

この章では、結婚前・結婚後に関わらず、結婚を機とした転職を成功させるポイントについてご説明します。

今後のキャリアプランをよく考える

独身の頃に比べて結婚を意識した転職では、20代と言えどパートナーの人生も共に背負っていくという責任が求められます。

さらに子供を産む予定がある夫婦であれば、その子の人生、家族全体の人生も共に背負っていかなければなりません。

そのため、転職活動では今後のキャリアプランをよく考え、行動していく必要があります。

  • 自分の長所やスキル、今までの実績の洗い出し
  • 自分が心から取り組みたいと思える仕事
  • その仕事をするために現在不足しているスキルや経験
  • 自分が求める労働環境(年収、人間関係等)の条件
  • 1年後、3年後、5年後、10年後のキャリアプラン
  • 産休・育休を取得するおおよその時期
  • 転職先の年収で家計の維持は可能であるのか
  • 家族に過度な負担を強いることのない仕事であるか
  • その仕事をしていれば家族が幸せになれるという確信が持てるか

深く自己分析をし、このような質問への答えを自分のなかで出せるようにしておきましょう。

そして、自己分析をしたら独断で転職をすることなく、パートナーに相談したうえで転職先を決定していきましょう。

綿密な企業研究をする

自己分析と併せて企業研究も転職活動における重要な軸となります。

ここでは、結婚を意識した企業研究をするにあたってチェックしておきたい5つのポイントをご紹介していきます。

  • 出張や転勤の有無と頻度
  • 残業は家庭の時間を確保できる程度の時間であるか
  • 産休・育休制度の概要、取得実績、復職率、復職してからの継続就業率
  • くるみん・プラチナくるみんマークを取得している企業であるか
  • 厚生労働省運営の「女性の活躍・両立支援総合サイト」のチェック

出張や転勤、残業時間に関しては家族との時間を大切にするために確認するべき基本的な事柄ですよね。

それ以外のチェックポイントについて解説していきます。

復職してからの継続就業率を確認する

単に産休・育休からの復職率を聞くだけでは、復職後の社員へのアフターフォローの体制が整っているのか、正確な判断をすることができません。

極端な話、復職率が100%であったとしても、復職した社員が全員1ヶ月以内に退職しているような職場は健全な環境とは言い難いところがありますよね。

そのため、面接の際などに「産休・育休から復職した社員が活躍した事例」や「復職してから1年以内の退職率」などを聞いてみることをおすすめします。

参考として、2010~2014年のデータでは第一子出産前後での継続就業率は、53.1%となっています(妊娠判明~子供が1歳になるまで)。

くるみんと女性の活躍・両立支援総合サイトのチェック

くるみん、プラチナくるみんとは、社員の育児を積極的にサポートしていると厚生労働省に認められた企業が取得可能な認定です。

プラチナくるみんはくるみんよりも認定が厳しく、男性の育児休業取得率が13%以上、育児休業に類似した企業独自の休暇制度の利用率が30%以上などの基準が課されています。

そのため、この認定を取得しているか否かが、企業選びの一つの判断材料となるでしょう。

詳しい認定基準と取得企業に関しては下記の厚生労働省のページをご覧ください。

また、同じく厚生労働省が運営している女性の活躍・両立支援総合サイトでは、男女別の育休取得率や育児と仕事を両立するための社内の取り組みを公開している企業が閲覧できます。

結婚後の育児に適した企業選びには、くるみんマークと併せてこちらもチェックしておくとベストであると言えます。

志望理由は正直に!長く働く気持ちがあることをアピール

「転職の理由が結婚を機にしたものであること」をそのまま伝えて良いのか、迷っている方もいるでしょう。

本記事内でご紹介したように、産休後の退職の懸念などから、企業が採用に消極的になる可能性は否定できません。

しかし、産休や育休を考慮した働き方に寛容でない企業へ本音を隠して入社したところで、ミスマッチを引き起こしてしまうことは十分に考えられます。

転職は結婚がきっかけであることを正直に伝え、「この職場へ落ち着き、辛抱強く仕事に取り組んでいく」ことをアピールするなどして、企業にとってプラスの印象を持たれるようにしましょう。

ただし、転職理由を伝える際は「結婚をするので産休・育休が取れる職場が良かった」というような自分本位すぎるものでは、あなたのやる気は企業に伝わりません。

採用担当者には、その企業で取り組みたい仕事や自分のスキルや実績を十分にアピールし、入社後に活躍する姿を想像させたうえで、転職を決めたきっかけが結婚であることを伝えるようにしましょう。

転職をせず現職にとどまるという選択肢も考えよう

ここまで、結婚前、結婚後の転職事情と成功のポイントについて解説してきました。

しかし、基本的に転職をすることは時間も体力も使いますし、精神的にも大変なことです。

もし今の会社が、産休・育休制度の利用実績がしっかりとあり、ライフイベントを考慮した働き方に理解のある職場ならば、余程の理由がない限り転職をする必要はないでしょう。

時短勤務の申請、一時的な雇用形態の変更、仕事の忙しくない部署への異動など、現職にとどまりながらライフイベントを迎える準備をするという選択肢もあるはずです。

まずは会社としっかり話し合い、お互いに納得のゆく働き方を探っていきましょう。

まとめ|20代での結婚、転職先は十分に検討しよう

20代で結婚を考えているなら、多くの場合、結婚前の転職をおすすめします。

未経験職にも挑戦が可能で、これから何十年も働いていかなければならない20代であるからこそ、自己分析と企業研究を粘り強くおこない転職先を十分に検討していきましょう。

そして、今の仕事に満足しているならば現職にとどまるという選択肢も考えてみてください。


転職活動が思うように進まず苦しい思いをすることもあるでしょうが、パートナーと支え合って、家庭と仕事を両立した幸せな結婚生活を送ってくださいね。

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