★20代・第二新卒におすすめの転職サービス★ |
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目次
【この記事を監修した人】
- 保有資格:国家資格キャリアコンサルタント/国家資格2級キャリア・コンサルティング技能士/CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)
- 高校・大学での就職研修講師、職業訓練校・就職支援センターでのキャリアカウンセリング、「マイナビ就職EXPO」「doda転職フェア」へキャリアカウンセラーとしての参加など、神奈川県を拠点に幅広く就職支援を行う。
- また、採用・昇進評価に関わる人事側からの的確な目線に定評があり、行政機関・民間企業から人材アセスメント(第三者判定)としての委託を複数受け持つ。
Point
現在、新型コロナ感染症による経済への影響は計り知れないもので、採用状況についても専門家による予測ができない状況です。
このような状況下では不安や焦りを抱えている方も多いかと思います。しかし一人で悩まずに、厚労省のおしごとアドバイザーや転職エージェントを利用し、キャリアカウンセラーに相談したり情報収集を多角的に行うようにしましょう。
適切な情報に適切な姿勢でアクセスすることは非常に有効です。
不確かな情報に振り回されないよう人の手も借りてみましょう。
第二新卒の期間はいつから?正確な定義を解説
第二新卒とは?
学校を卒業後1~3年で、転職または就職を志す若年の方々(25歳前後)
引用:マイナビジョブ20's
年齢としては大学卒業後3年未満ですので一般的に23歳から25歳が第二新卒とは呼ばれています。
ただし、企業によって第二新卒の定義や意味は異なるため明確な定義というものは存在しません。
高卒、専門卒も含まれたり、4年目まで、20代までなど第二新卒の扱いがいつまでかはバラつきがあります。
また、第二新卒は何回目の転職でも第二新卒としてカウントされますが、現実としてはあまりにも転職回数が多いと長期的な雇用を求める企業の選考は通過しにくいので注意しましょう。
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第二新卒の転職市場における需要と転職の戦略
第二新卒での転職となると、「すぐに会社を辞めてしまうことがマイナスイメージにつながっているんじゃないか……」と考えてしまうかもしれませんが、社会からの需要は高まっています。
若年層の離職率が高いので穴埋めをする必要がある
厚生労働省の発表する調査では、平成30年度の新卒のうち97.6%が、新卒時の就職に成功しています。
ただ、その一方で平成28年3月に新卒で就職した大学生の30%以上、つまり3分の1の人材は3年以内の間に離職をしているという統計結果があります。
これらの資料から読み取れることは、新卒での就職率は非常に高い一方で、3年以内の離職率も低くはなく、転職市場に第二新卒があふれているということです。
若手に離職された会社は、当然その穴埋めのための若い人材を探す必要がありますので、第二新卒への需要が市場でも高くなっているというわけです。
第二新卒はスキルよりも熱意やポテンシャルへの期待が高い
「スキルがないと転職だなんて難しいんじゃないかな?」
そう不安に感じている方もいるかもしれませんが、企業は年齢の若い第二新卒を採用する際、即戦力を求めていません。
人材業界大手であるマイナビが調査したアンケートを見てみましょう。
調査対象者:直近3年以内に中途採用の募集をしていた企業の中途採用担当者
回答数:2,665件
実施期間:2018年9月28日~10月11日
Q:「あなたのお勤め先で、直近3年間に中途採用した職種の経験を問わない第二新卒者の採用基準として、あてはまるものをお選びください。(最大3つまで)」
こちらのアンケートから企業の採用担当者は、仕事への理解度や成果よりも長期にわたって自社で活躍してくれる人材を強く求めていることが読み取れますね。
つまり第二新卒の転職を成功させるための戦略としては、「熱意や就業意欲」をいかにアピールできるかが鍵になります。
もちろん専門的なスキルを持っているに越したことはありませんが、第二新卒の採用に当たってそれが第一に求められるということはありません。
第二新卒におすすめの業界・職種・企業
もし未経験の業界や職種への転職を考えるのなら、できる限り年齢が若いうちに動いたほうが転職しやすいでしょう。
第二新卒におすすめの今後の伸びが期待される職種はこちらです。
IT・通信技術系……慢性的に人材が不足しており需要が高い
専門職……希少価値が高いため自然と需要が高くなる
建築・土木技術系……有効求人倍率が増加している
ただ、自分が本当にやりたい仕事をすることがもっとも大切なので、その点は忘れないようにしてくださいね。
引用:転職求人倍率ポートレート
このようにdodaのデータによると、IT・通信の需要が飛びぬけて高いことが分かります。
経済産業省のデータによると、IT人材の需要と供給の差は2030年には最大79万人の不足にも達します。
AIやIoT、ビッグデータといった言葉に注目が集まる中、IT人材の不足は国としても無視できない問題になっており、未経験者を歓迎している企業も多いので業界を問わずおすすめの職種です。
ただ、労働環境の問題が付き物の職種でもあるため、働きやすい環境かどうか、転職活動の際は見極めが必要です。
需要が高く就職しやすい職種としてIT系を紹介しましたが、長く働くことを考えるなら、需要の高い職種にこだわらず「ここで働きたい」と感じた業界・職種で働くことが一番大切です。
IT以外で働く業界で具体的な希望がある方は、ITも視野に入れつつ自分の働きたいという気持ちを何より大切にしましょう。
居心地よく働けるというのは長く働くうえでとても大切な要素ですよ。
第二新卒を積極採用している企業
大手企業で第二新卒に特化した求人ページを用意している企業の一例を紹介します。
まずKDDIの第二新卒採用サイトですが、応募に性別・国籍・職歴に制限を設けていないと明記されています。
「前職は大した会社ではないし…」と考えているかもしれませんが、制限を設けていないというので気になってしまいますね。
次にSHARPの採用サイト、こちらでも第二新卒のために用意された応募フォームがあります。
SHARPは技術系とビジネス系の2種類の枠がありますが、現在専門スキルがない方はビジネス系で応募しましょう。
最後にアクセンチュアの採用サイトですが、ここも第二新卒用の応募ページがあります。
ただ社会人経験に制限があり、第二新卒に応募できる人材を明確に「社会人経験が半年以上4年未満の方が対象」と定められています。
他にも、第二新卒のページが用意されている企業は少なくありませんし、dodaやリクナビNEXTで「第二新卒歓迎」で検索結果を絞り込めば、大手企業から伸び盛りのベンチャー企業まで、非常に多くの求人が見つかりますよ。
第二新卒の求人の探し方
求人の探し方には以下の6つがあります。
それぞれの特色について表にまとめてみました。
求人の多さ | ホワイト就業率 | サポート | 採用の確率 | マッチ率 | |
---|---|---|---|---|---|
転職サイト | ○ | ◎ | △ | × | × |
転職エージェント | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
ハローワーク | × | ◎ | △ | ○ | × |
縁故採用 | × | △ | △ | ◎ | △ |
転職フェア | △ | △ | × | - | △ |
直接応募 | × | ○ | × | △ | ○ |
どうしてこのような結果になるのかひとつひとつ説明していきます。
転職サイト
求人数が豊富である転職サイトで気になる求人をチェックする方は多いでしょう。
転職サイトに求人を出す企業は基本的に広告掲載の費用を払っているため、人材の採用にお金を費やしているという事実から、比較的求人の質が低くはない傾向にあります。
しかし、求人数が多すぎるせいで、自己分析ができていないと自分にマッチしている企業を絞るのが大変になってしまいます。
また、手軽に応募できるぶん、同じように手軽に応募する求職者が大手企業などに殺到していることもあります。
あまりに人気の求人の場合は競争率の激しさから書類選考で通過できない場合があるというリスクがありますが、自分のペースで転職できるのは良い点です。
ただ、転職サイトは求人情報を掲載しているだけで、応募に関するサポートはほぼありません。
転職エージェント
転職エージェントの大きなメリットは、求人の紹介前に求職者の要望をヒアリングするためミスマッチが起こりにくいことです。
そして転職するうえで悩みの種となるブラック企業の問題ですが、転職エージェントはブラック企業のブロック体制が整っていることが多いです。
それもそのはず、転職エージェントは早期退職など一定期間職場に定着をしないと企業から支払われたお金を返金しなければならないため、長期定着を望めない企業、つまりはブラック企業を紹介しないという方針で動いているからです。
人材の長期定着が利益につながるため、求職者へのサポート「書類作成・面接対策・年収交渉」などを万全に行い、早期の離職がないように転職者が長く働くための努力を惜しまないというわけです。
ただし、エージェントによっては利益を獲得するために営業トークをすることや、定着率を上げるために学歴・社歴以上のオファーへ挑戦させないこともあるため注意しましょう。
それ以外に注目すべきは転職サイトやハローワークにない転職エージェントだけの非公開求人も紹介されていることです。
他にないレアな求人と出合えることが期待できますね。
さらに、実際の企業の雰囲気や内部事情を教えてもらえる場合もあります。
少し注意点はあるものの、転職エージェントは長い定着・マッチする職場を紹介される確率が高いため、自分に合う職場に出合える可能性が高い探し方だといえます。
ハローワーク
ハローワークは企業の選択肢が広く、地元に密着した求人が多いです。
ハローワークの噂で「ブラックが多い」「ハローワークはやめておけ」と聞いたことがある方もいるかもしれませんね。
その理由は求人を無料で出せるため、有料で求人を出す余裕のない企業が含まれていることがあること、そして求人情報と実際の労働条件が違っていることがあるなど注意点が多いためです。
ハローワークは公営の機関のため、企業が出した求人のすべてを掲載しなければならないこともあり、ブラックやブラックよりのグレーな企業など長期的に働くことが困難な求人が掲載されることがあります。
ただし、ハローワークは2020年3月30日より、労働基準法違反の報告があった企業の新卒求人は受け付けない改正職安法を施行される関係で、求人の質が向上されることが期待できます。
それでもすべての企業にチェックが行き届いているわけでないため、ハローワークで求人を探す第二新卒者は気をつける必要があります。
縁故採用
一見難しい言葉ですが、いわゆるコネ採用です。
縁故採用は紹介人が組織において重要人物であることが多いので、仕事に就くことはスムーズにできるでしょう。
しかし、縁故採用で苦労が待っているのは働きだした後です。
紹介人の顔があるため、仕事が合わなくても辞めづらいという問題、さらに、縁故採用は反感を持たれる傾向にあるので、職場によっては風当たりが強いこともあります。
職場によってはやる気があってもコネという目線から能力を評価されないなど、自分の能力を評価してほしい人や人間関係の居心地の良さを重視する人にとっては肩身が狭くなる可能性があります。
転職フェア
転職フェアは一つの会場に1,2日間複数の企業担当者が集まり一日のうちに多くの企業から話を聞けるというもので、担当者に気に入られれば書類選考免除などの優遇措置を受けられる可能性もあります。
会社まで向かって話を聞きに行くという手間がないため、「業界の空気感やどんな人が多いのかをなんとなく把握したい」という場合にはとても役に立ちます。
ただし、実際に会社へ行って話を聞くわけではないので、職場全体の空気や働いている様子など本当に大切な部分は見えず、表層的な部分でしか判断ができないというデメリットがあります。
手間をかけずに多くの企業の担当者と話せることは魅力ですが、転職フェアだけで転職先を決めるのは避けたほうが良いでしょう。
また、人気の企業の場合は長蛇の列ができて回れないこともあります。
どこの企業を狙うのか大まかなあたりを付けるのに活用する、企業担当者と話す練習をしたい時などに活用することをおすすめします。
直接応募
直接応募の最も大きな利点は企業のサイトを直接見たということが伝わり、好印象を与えられることです。
また、企業側は転職サイトや転職エージェントを利用した場合費用が発生しますが、そのぶんのコストがかからないという点でも良い印象を与えやすいです。
ただし、直接応募はとにかくやることが多いです。
雇用条件のチェックから、書類作成、面接の練習、年収交渉などとにかくすべての作業を自分でこなさなければならず、業界研究や面接練習においては一人で練習するのにも限界があります。
そのため、一人でやるのがキャパオーバーになり書類の精度が落ちる場合もあります。
自分だけでこなす自信がない人にはあまりおすすめできません。
様々な仕事の探し方を紹介してきましたが、これらの中で求職者にとって最もメリットが大きいのは転職エージェントです。
とくに書類作成や面接練習はかなり助かりますよね。
人事側からのアドバイスももらえるため通過率も高くなります。
転職を考えたのならまずは転職エージェントに相談をするのが良いでしょう。
第二新卒の転職におすすめの転職エージェント・転職サイト比較ランキング
第二新卒におすすめの転職エージェント比較ランキング | |
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1.マイナビジョブ20's |
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2.ハタラクティブ |
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3.DYM就職 |
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こちらの章では第二新卒におすすめの転職エージェントランキングトップ3をご紹介していきます。
第二新卒におすすめの転職エージェントランキング
マイナビジョブ20's
マイナビジョブ20'sは20代・第二新卒・既卒向けに特化した、マイナビグループの転職エージェントです。
初めての就職の際にマイナビを利用して、馴染みのある方も多いのではないでしょうか?
マイナビジョブ20'sの特徴
- 人材業界大手のマイナビグループが運営
- 職種・業種未経験OKの求人が50%以上
- 年間数千万人が受検する適性診断を受けられる
注意点として、面談する為のオフィスが東京・大阪・名古屋にしかないという点があります。
転職エージェントを利用したい地方の方には、第二新卒に特化しているわけではありませんが全国的な拠点を持つリクルートエージェントやマイナビエージェントがおすすめです。
ハタラクティブ
マイナビジョブ20'sと同じく、20代の第二新卒向けのサービスがこちらのハタラクティブです。
ハタラクティブで紹介されるすべての求人は、実際にハタラクティブの社員が職場を取材しています。
そのため、紹介される企業の雰囲気などを詳しく知ることができ、転職のミスマッチを防ぎやすくなるでしょう。
ハタラクティブの特徴
- 支援実績60,000人以上
- 80.4%の高い就職成功率
- 紹介される求人は未経験OKが多数
DYM 就職
DYM就職は、株式会社DYMが運営する転職支援サービスです。
サービス満足度が90%と高いため、安心できる転職サービスを探している方におすすめです。
DYM就職の特徴
- サービス満足度90%
- 紹介する求人は一部上場企業やメガベンチャーなど、2,000社以上
第二新卒におすすめの転職サイトランキング
「転職エージェントよりも転職サイトの方が使いやすいな……」という方の為に、こちらでは第二新卒におすすめの転職サイトをご紹介します。
第二新卒におすすめの転職サイト比較ランキング | |
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1.キャリトレ |
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2.Re就活 |
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キャリトレ
キャリトレはおすすめされた求人を、気になるかそうではないか振り分けていくことで、人工知能があなたに合った求人を教えてくれる転職サイトです。
多くの求人を積極的に探さなくても、自分にマッチした求人を見つけられるという手軽さが一番のポイントです。
効率的に転職活動を進めたい方におすすめできます。
キャリトレの特徴
- アプリをDLすることで手軽に転職活動を始められる
- ユーザーから企業への興味を示す機能もある
- マッチしたら、企業担当者との直接のやり取りも可能
Re就活
第二新卒という言葉も浸透していなかった2004年からサービスを開始している、実績のある転職サイトがRe就活です。
全国的な転職イベントを定期的に開催しており、20代に特化した転職フェアに参加したいという方にはうってつけです。
「相談しやすい先輩がいてほしい!」「頑張った分だけ正当に評価してほしい!」など、ユニークでわかりやすい求人の検索設定も魅力ですね。
Re就活の公式Twitterでは、質問箱から気軽な転職相談も受け付けているので、まずはこちらで相談してみてもいいかもしれません。
Re就活の特徴
- 20代向けの転職フェア「転職博」を定期的に開催している
- 転職サイトとしての機能や特集が充実している
- 公式Twitterの対応が親身
第二新卒の転職におすすめのアプリ「ミイダス」
第二新卒の強みは「新卒よりも社会人としてのマナーがわかっている」「年齢が若くポテンシャルが見込める」ということです。
それとは別で第二新卒と新卒両方に共通する弱みがあります。
それは「自分の適性や市場価値を、社会人経験の浅さからしっかりわかっていない。」ということ。
つまり、その弱みをカバーできれば一歩先を行った転職が可能になるということです。
自分の市場価値を誰かに相談してみるにしても、個人の価値観で判断するので正確とは言い切れません。
そのため、きちんと数値化してわかりやすく見せてくれるもので判断をすれば迷いにくくなるでしょう。
そこでおすすめしたいのが「ミイダス」です。
ミイダスは期待できる年収などをシビアに判断してくれます。
自分の市場価値を数値としてしっかり把握できると助かりますよね。
さらにこのミイダスは無料なのもポイントですよ。
マッチすると企業からオファーが来ますので、転職の足掛かりにも使えるかもしれませんね。
おすすめの転職時期やタイミング
求人が増える時期は1~3月と7~9月と一般的に言われていますが、第二新卒の場合は1~3月の転職がおすすめです。
その理由として、1~3月は転職、退職、異動、転勤、新規事業の立ち上げ、新卒の辞退など、会社にとっては社内の人材が大きく動く時期であり、欠員を補充する必要があるためです。
さらに4月からは新卒採用の社員も入社するため、新人と同様の手厚い研修を受けられることがあるうえに、新しい環境で始める仲間もできやすく連携も取りやすくなります。
また、新卒社員の歓迎会やGWに合わせた旅行など社内での親睦を深めることを考えた社内行事も多くなる傾向があるため、あいさつの機会も増え、転職したばかりの第二新卒にとっても会社に馴染みやすい時期となります。
そのため、1~3月の転職はおすすめです。
ただ、あくまでもこの時期に求人が増えるというだけで、自分の求める求人が他の時期に出ることも当然あります。
時期にこだわり過ぎるとおすすめの求人を見逃してしまう可能性も高いので、転職時期はあくまで目安程度と考え、自分の転職したい時期に転職するのが最善です。
第二新卒の転職で失敗しないための4つの注意点
第二新卒の転職を失敗させてしまうような要因は何なのでしょうか?
この見出しでは第二新卒が転職を失敗する要因について紹介します。
第二新卒が転職で失敗する4つの要因
- 会社を辞めることが転職の目的になっている
- 転職先が決まる前に辞めてしまう
- 転職理由を人間関係や会社・仕事のせいにしている
- 前職の在籍期間が短い
会社を辞めることが転職の目的になっている
「今の会社が嫌だから転職先はとりあえずどこでも良いし、とにかく早く辞めたい」
というような転職活動をすることは避けましょう。
何の展望も持たず、キャリアビジョンも描かないまま転職活動をしてもしっかりとした志望動機が面接の場で伝えられないなどの矛盾に直面することになります。
転職先が決まる前に辞めてしまう
理由としては、退職をしてしまうと収入がなくなってしまうため転職活動中に焦りが出てしまうためです。
早く就職して安心することが目的となってしまい、今より良い会社に行くという最大の目的を果たせず、再度就職活動をすることになってしまう可能性があります。
転職理由を人間関係や会社・仕事のせいにしている
転職理由を考えるとき、そして面接担当者に伝えるときは、「他責にしない」という点を注意するようにしましょう。
一番重要なのは「上司が嫌だ」「給料が低い」といった感情をそのまま転職理由として設けないことです。
第二新卒に限らず、転職理由は「ポジティブ化」することがポイントになります。
第二新卒の転職理由をポジティブ化した例文を別記事で詳しく紹介していますので参考にしてみてはいかがでしょうか?
前職の在籍期間が短い
第二新卒での転職は若いほうが有利ですが、職歴1年未満での転職はできる限り避けるようにしてください(できれば1年間は耐えるようにしてください)。
20代半ばが内定率のピークではあるのですが、一方で最低でも1年間は仕事の経験を積んでいないと、企業にとって第二新卒を採用するメリットである「最低限のビジネスマナー」が身についていない、と判断されてしまう可能性があるのです。
最低限、社会人として活躍できる素地が作られた状態で転職活動を始められるようにしましょう。
第二新卒の転職で成功する方法・やり方4点
第二新卒の需要が高いからといって転職が必ずうまくいくとは限りません。
ここでは第二新卒の転職を成功させる4つのコツについて紹介します。
第二新卒の転職を成功させる4つのコツ
- 自己分析をして将来のビジョンを明確にする
- 今の仕事を続けながら転職活動をする
- 自己PRで就業意欲をアピールする
- 転職エージェントを活用する
自己分析をして将来のビジョンを明確にする
1年先の仕事に対するビジョンを明確に決めて、それから更に5年後、10年後にどのように活躍したいかを考えて自分なりの軸を作りましょう。
例えば経理業務を行っていたとして
- 1年後には基礎を完成させる
- 5年後には財務を行えるようになる
- 10年後には会社全体のお金の動きを見て判断できる
- ファイナンスの仕事ができるようになる
というのが「具体的なキャリアビジョン」です。
今の仕事を続けながら転職活動をする
第二新卒の転職を成功させるうえで大切なことは焦らずに転職先を決めることです。
もしも会社を辞めて転職活動をしようとすると、毎月の収入がなくなってしまうことや空白期間が空くことに対する不安感から、焦って不本意な企業に就職してしまう可能性があります。
焦りから本末転倒の転職をしては意味がありませんから、今の仕事を続けながら転職活動をするようにしましょう。
自己PRで就業意欲をアピールする
さきほどの第二新卒に求める人物像でもありましたが、履歴書や面接でいかに就業意欲をアピールできるかが重要となります。
20代前半の第二新卒はスキルよりもポテンシャルへの期待が高いので、自己分析と同様に、履歴書の添削・面接対策にはより力を入れるべきでしょう。
第二新卒が転職をする際に準備する書類作成(履歴書・職務経歴書)や面接のコツは別記事で詳しく紹介しています!
【関連記事】
【第二新卒の履歴書・職務経歴書作成のコツについて】
第二新卒の履歴書の精度アップガイド!2つのポイントをおさえ書類選考通過
第二新卒の職務経歴書の書き方を見本付きでしっかり理解!あなたの売りの伝え方
【第二新卒の面接ノウハウについて】
第二新卒の面接対策!よくある質問と回答例を解説
転職エージェントを活用する
これまで「自己分析」「自己PR」などの重要性について触れていきましたが、これらをすべて無料でサポートしてくれるのが「転職エージェント」です。
転職エージェントでサポートしてもらえること
- ネットでは探せない非公開求人の紹介
- 履歴書・職務経歴書の添削
- 自己分析
- 面接対策
- 企業の面接日程調整
第二新卒の転職に成功するためには、この転職エージェントの利用が重要ポイントとなります。