未経験の転職では年収ダウンが当たり前?知っておくべき交渉術とは

未経験で転職をしようとすると、「年収が下がるのでは?」と不安に感じる人も多いのではないでしょうか。一般的には未経験の仕事でどれだけのパフォーマンスを上げられるのかは誰にもわかりません。そのため、一旦年収が下がったところからスタートというのが一般的です。しかし、実際に年収を下げずに転職している人、逆に年収アップを成功させた人もいます。
この記事では転職前に知っておきたい年収UPのノウハウをご紹介していきます。ぜひ参考にして、自分の年収をキープorアップさせてください。
★20代・第二新卒におすすめの転職サイト・エージェント★
サービス
特長
公式サイト
リクナビNEXT
転職サイト
  • 転職者の約8割が利用
  • 常に5,000件以上の求人を掲載
  • 都合のいい時間に全国の求人をチェック

詳細

DYM就職
DYM就職
転職エージェント
  • 就職率96%
  • 優良企業求人2,000社以上
  • 転職成功者5,000人
  • 関東・東北・東海・関西・九州(福岡)で展開

詳細

doda
doda
転職サイト
転職エージェント
  • 【業界最大級】10万件以上の求人
  • 女性の求人特集が見れる

詳細

高下真美

【この記事を執筆した人】

  • 新卒でインターンシップ紹介・人材派遣・人材紹介のベンチャー企業に入社
  • 営業・コーディネーター・人事・総務に2年半従事
  • その後大手人材会社に転職し、求人広告の年間採用計画を提案する営業として8年勤務
  • 大手アパレル、外食チェーン、流通、医療など幅広い業種を担当
  • 現在は就職・転職系メディアの記事執筆など、フリーライターとして活動中

未経験の転職で年収を下げない方法

現年収を聞かれた時の答え方

誰もが気になる未経験の転職で年収を下げない方法、そのポイントとしてまずは「現在の年収を聞かれたときの答え方」について解説します。現在の年収を申告するタイミングとしては大きく分けて2つ。履歴書の欄に記入する際と、面接で現在の年収を聞かれる場合です。

履歴書を自作していて年収欄を設けている企業、あるいは面接で現在の年収を聞いてくるような場合、その企業は採用を真剣に検討している可能性が高く、具体的には下記のような意図で問われるケースが多いでしょう。

  • よい人材だと思ってはいるけれど、実際採用してからどの程度の金額を支払うことになるのかを聞いておきたい
  • 「その額を支払うことは現在の当社で可能なのか」「今の従業員年収を考えたとき、その年収は妥当なのか」などについて検討しておきたい

もちろん嘘を伝えて経歴詐称するわけにはいきませんので、現在の年収については、もらっている額面通りの金額で伝えるようにしてください。ただ、履歴書に書く際はいくらと書いて「貴社規定に従います」という風に記述しておき、あくまで希望の年収であるというニュアンスを伝えましょう。

面接の際にも現在年収を額面で伝え、御社規定に従うという意向を見せながら「現在年収と同等以上を希望しております」という意思は伝えておくと、控えめながらしっかり主張もすることができるのでおすすめです。

ただし、あまり自信満々な態度・あるいはおどおどした態度だと相手に余計な懸念を持たれてしまう可能性も。伝えるときは普通の表情&声のトーンで告げると、変な含みを感じずに受け取ってもらえます。

おどおどしている感じを出してしまうと、「嘘をついているのではないか」、「自信がないのではないか」などと勘ぐられ、一方で自信満々すぎても「実は自信過剰なだけで、能力に見合っていないのでは」、「相場とかけ離れていることに気がついていないのでは」などと思われてしまう可能性があります。普通の表情と声のトーンで伝えれば、あくまで妥当な金額を伝えているだけと受け取られるでしょう。

給料の詳細(手当や基本給などの内訳)をヒアリングされるケースはほとんどないかと思いますが、万が一の場合に備えて把握しておくことをおすすめします。企業によって福利厚生が異なるケースもありますので、現職と志望先企業で給料と手当を合計した金額がどの程度変わるのかについても知っておき、参考にしておくとよいでしょう。

事前に口コミサイトやSNSでチェック

未経験の転職で年収を下げない方法、ふたつめのポイントとして「事前に口コミサイトやSNSでチェックしておく」ということも重要です。

面接や書類選考に臨む前に、その企業の口コミサイトやSNSで情報を集めるのもおすすめです。ただし、企業情報と照らし合わせたうえで、多数同じ情報があって初めて少し信用するという程度にし、情報の信憑性はよく確認するようにしましょう。

また、未経験での転職で希望年収を伝える際は、相場感がないことも多いもの。希望年収を何をベースにして伝えてきているのかを疑問視される可能性もあります。そのため、下記のような方法で調査を行い、ベースとなるデータを集めておきます。

同業他社の知人から情報を集める・企業研究の一環で年収を調べる・自分の市場価値を数値化する・転職エージェントの市場価値判断を参考にするなど、さまざまな手法でデータを集め、自分の価値を判断してかけ合わせた結果で希望年収を伝えるようにしましょう。

未経験の場合は現在の年収も根拠として弱いですし、家庭の事情などはその企業にまったく関係のない主張です。個人の事情を理解してもらおうというのは、入社前から企業に甘える人と認識される可能性を高めてしまいますので注意してください。

未経験で年収が下がるのは当たり前、年収をキープもしくは上げるためには、このような調査をして説得力のあるデータを提示しなければならないこと、こういった努力が必要になることは認識しておきましょう。

また、希望年収にとらわれすぎて自分の実力とは到底結びつかないような価格を提示した場合は、そもそも選考通過が難しくなる可能性が高まります。妥当なラインで希望年収を伝えるべきということは頭に入れて、転職活動を行いましょう。

採用担当者から見た現年収と希望年収の乖離に対する印象

採用担当者から見た、現在の年収と希望年収の乖離に対する印象を考えると、好印象悪印象の2パターンが出てきます。(ここでは現在年収よりも希望年収が大幅に高い場合を想定)

役員や部長クラスでヘッドハンティングされた、あるいは自社の役員が口説き落として入社してもらったというのであれば、年収が大幅に上がることもあるでしょう。しかし、そうではない一般的な採用活動では未経験なのに年収が上がるというのは、考えにくいことです。

未経験の仕事であるにも関わらず、現在年収よりも希望年収が高い場合、好印象のほうは「相当実績を上げる自信があるのだろう」という期待で、悪印象なのは「何を根拠に現在年収よりも高い年収を提示してきているのだろうか」というものです。

好印象を持ってくれる可能性があるのはベンチャー企業などで、比較的高いポストの人材採用の経験もある場合です。「相当実績を上げる自信があるのだろう」と思って面接を実施するときには、下記のような質問を出される可能性が高いので、ぜひ準備して臨みましょう。

  • 「あなたがこの希望年収を得るために当社に与えてくれる成果はどんなものですか?」
  • 「その成果が上げられるという根拠を教えてください」
  • 「似たような成果を上げた経験について、成功要因とどのような役割で関わったのか教えてください」

このような質問に明晰に答えられない場合は、選考を通過できません。希望年収を払うためには企業はその3倍の利益が出ていなければならないことはご存じでしょうか?裏を返せば、採用してから1年間に希望年収の3倍の利益が上げられるとわかれば採用できるということです。その年収を希望する人はそれだけの実績が出せるのが当たり前。それが答えられない=その能力がないと判断されるのです。

逆に悪い印象を持つ可能性があるのは、古い体質の会社です。そもそも悪い印象を持っているので、早めに面接を切り上げようと考えて現在年収より高い金額を提示してきていることに対して、触れない可能性もあります。

その場合は自分から伝えるようにするか、資料でまとめて持っていくなどがよいでしょう。聞く耳を持ってくれない可能性もありますが、「その企業の苦手分野を自分が黒字化できる」というような企画書であれば、見てくれる可能性も高まります。また、面接でそのようなことが言える度胸を買ってくれる場合もあるでしょう。

いずれにしても選考を通過しなければそもそも交渉することもできませんので、あまり刺激しすぎないように選考を進め、内定が出たところから交渉をスタートするのがおすすめです。最終面接まで来ていれば、そうそう逃したくない人材であることには変わりありません。

交渉を進めるのにベストなタイミングで話を切り出せるよう、戦略的に選考を進めていきましょう。

希望年収のベストな答え方

これまで現在年収の伝え方や希望年収、さまざまな伝え方を紹介してきました。総合して考えてみるとベストな答え方としては、下記のような伝え方がおすすめです。

「現在の年収は◯◯◯万円、希望年収は◯◯◯万円を希望しています。その根拠としては~(同業他社の年収×自分の市場価値)でこの程度(提供できる成果の根拠・今後の伸びしろ)の価値を提供できると考えているからです。なぜかというと~(転用できそうな自分の経験)」

同程度の年収であれば転用できそうな経験を伝えるだけでも十分かもしれませんが、少し年収アップを希望する場合はこれくらいの情報は言えるようにしておきましょう。

また、もし大幅な年収アップの場合は「その根拠としては希望年収の3倍以上の利益を生み出すため、◯◯を行うためです。それができる理由としては~(転用できそうな自分の経験)」

大幅な年収アップの場合は、希望年収の3倍は利益を上げなくてはならないことを把握したうえで、何をするのか、それによってどの程度の利益が生まれるのか、それ以外に提供できる価値(伸びしろや企業へ提供するナレッジや技術の付加価値)はこのようなものだと具体的に説明できれば、採用担当者が検討してくれる可能性が高まります。

希望年収は、高く言えば高く通るわけではありません。相手が納得できるような根拠を用意し、自分が採用するに値する人材であることを真摯に伝えていきましょう。そうすれば、未経験でも年収を下げずに転職できる可能性を高められます。

まとめ

未経験の転職をする際、年収が下がってしまうことを心配している人は多いはず。通常なら未経験転職は大きく年収がダウンすることも多いものです

しかし、未経験のチャレンジをするとはいえ、これまでの生活を大きく変えることは精神的にも肉体的にも無理がある場合もあります。最初からあきらめて年収ダウンの転職活動を行うのではなく、年収をキープもしくは上げることのできる対策を知っておきましょう。

なるべく年収を下げずに新しい仕事にチャレンジできるように、ご紹介したような準備を重ねて転職活動に取り組んでみてください。

関連記事

未経験転職におすすめ!採用されやすい業界職種10種と攻略法6選

未経験分野への転職を検討している人たちにとって、「未経験での転職の際、年齢が…

新卒1年目の転職を成功させたい人が知るべき全知識と4つの必須条件

新卒1年目は学生から社会人へと変化していく過程です。その中で、入社前と入社後のギャップに悩む人も…

入社3年目での転職の全知識|4年目との違いやメリット・デメリット…

入社してから3年が経つ時期になると、ある程度仕事にも慣れてきて周りの状況にも目を配れるようになる…

社会人2年目の転職が難しい人3つの特徴はこれ!成功させるコツも解説

新卒で現在の企業に入社して2年目を迎えたものの、転職したいという気持ちを抱えている人は少なくない…

好きなことを仕事に!未経験でもゲーム業界への転職を成功させる方…

何かとメディアに取り上げられることが多いゲーム業界は、スマホゲームやソーシャルゲームなどの影響で、…