★20代・第二新卒におすすめの転職サービス★ |
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【この記事を監修した人】
- 保有資格:国家資格キャリアコンサルタント/国家資格2級キャリア・コンサルティング技能士/CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)
- 高校・大学での就職研修講師、職業訓練校・就職支援センターでのキャリアカウンセリング、「マイナビ就職EXPO」「doda転職フェア」へキャリアカウンセラーとしての参加など、神奈川県を拠点に幅広く就職支援を行う。
- また、採用・昇進評価に関わる人事側からの的確な目線に定評があり、行政機関・民間企業から人材アセスメント(第三者判定)としての委託を複数受け持つ。
目次
転職の相談相手は誰がおすすめなのか
転職は人生の大きな選択のひとつですから、相談する相手は慎重に選びたいですよね。
相談相手によっては、大きな転機となる転職のキッカケをもたらしてくれます。
しかし、話しやすいからといって身近な人に声をかけるのは少し注意が必要です。
会社の同僚や先輩・上司への相談はおすすめできない
会社の同僚や先輩は身近な存在であり、同じ立場で仕事のことも互いに理解していることから、一見すると転職の相談相手に向いている感じがします。
しかし、相談される同僚の立場で考えると、転職の相談を受けた結果、退職した人の仕事が回ってくる可能性もあります。
そのため、プライベートでの付き合いもあるような仲でなければ快く思われないでしょう。
逆にライバルが減ると思って転職をすすめてくる同僚がいるかもしれませんが、私情が入る分客観的な意見をもらうのは難しいと考えられます。
場合によっては転職活動をしていることが社内で広まり、職場に居づらくなる可能性もありますので注意が必要です。
また、上司への相談も、引き留めや説得ばかり受けてまともな転職相談ができないおそれがあります。
「部下が辞められることで自身の評価に影響がある」、「仕事の割り振りが大変」などといった理由があると考えられますが、基本的に上司は部下のマネジメント力を求められているため、退職を阻止したいと考えます。
そのため、上司への相談は、転職の意思を固めてから報告する程度にとどめておきましょう。
友人・家族に相談するときは注意が必要
自分のことをよく知る友人や家族なら親身になってアドバイスをくれたり、転職したことがある人なら経験をもとに相談に乗ってくれるでしょう。
転職を考えている業界や企業で既に活躍している友人や家族がいれば、生の声が聞けるチャンスです。
しかし、家族が相談相手となると、身近な人間であるからこその心配の感情から、「転職=リスク」と捉えられ、反対されることも多いでしょう。
さらにあなたが一家の大黒柱という立場であるならば、転職で環境が大きく変わる可能性から否定的な意見を言われてしまうかもしれません。
また、転職経験がない友人への相談も注意が必要です。
転職に関するアドバイスではなく、愚痴による一時的なストレス発散で終わり、根本的な解決に至っていないパターンを迎えかねないことがあります。
家族や友人への転職の相談は気軽にできることがメリットですが、身近な存在であるからこそ気を付けなければならない点もあることを意識しておきましょう。
転職支援のプロである転職エージェントに相談しよう!
真剣に転職のことを考えるなら、転職のプロである転職エージェントに相談してみましょう。
転職エージェントは無料の登録をすることで、転職のサポートを受けることができる転職支援サービスです。
基本的に転職エージェントは登録者に合った企業を紹介していくのが主な役割ですが、キャリアアドバイザーが自分に向いた仕事の探し方や面接対策まで徹底してサポートしてくれますので、今後のキャリアを見つめ直すために利用することもできます。
【無料】転職の相談にエージェントを使うべき理由
転職に詳しい人や相談できる場所はいろいろありますが、その中でもなぜ転職の相談にエージェントを利用するべきなのか解説していきます。
初めての転職で感じる不安を解消してくれる
人生の生き方を変える転職を考える時、悩みや不安は尽きないものだと思います。
- 自分がどのような仕事をしたいかわからない
- 転職活動をどのように進めていけばよいかわからない
- 履歴書の書き方や職務経歴書の書き方がわからない
- 面接に自信がない
- これまでの職歴に自信が持てない
- 自分の年収相場がわからない
転職エージェントはこうした不安を解消できるよう、転職活動そのものの進め方から履歴書・職務経歴書の書き方・面接時のポイントなど、転職のわからないことをトータルにサポートしてくれます。
特に、転職が初めての方は
「何から手をつけていいかわからない」
「自分が望む仕事を定めきれない」
など、不安が多いと思いますので、手取り足取りサポートしてくれる存在はとても心強いでしょう。
転職エージェントを活用するメリット
転職エージェントを利用するメリットはいくつかありますが、その中でも特にポイントとなる部分を紹介します。
転職のプロに無料で相談できる
転職エージェントを活用する一番大きなメリットとして、転職のプロへの相談が無料で行えることです。
転職エージェントは大勢の転職希望者を内定に導いていますので、内定を獲得できるノウハウを蓄積しています。
実際に転職を成功させた実績を持っている経験豊富な人にアドバイスを受けることで、内定率を高めることが可能です。
また、担当となる転職エージェントが企業に対して、書類のみでは伝わりにくい本人の強みなどを企業へ推薦状として送ってくれるという点も見逃せないポイントです。
カウンセリングの内容から自分に合った求人を紹介してもらえる
カウンセリングで希望の年収や職種、どのような社風の会社で働きたいかなどの希望の条件を伝えることで、自分の行きたいと思えるような企業の求人を紹介してもらえます。
また、サービスの質を保つためにブラック企業をブロックする独自の基準を設けているサービスも多いので、求人を紹介する基準がどうなっているのか尋ねてみることも有効です。
カウンセリングの場では希望する条件や、働きたいと思う企業の特徴などを率直に伝えるようにしましょう。
求人を自分で探す手間が省ける
転職サイトとハローワークを活用する場合は自らの力で希望にマッチした求人を探す必要がありますが、転職エージェントの場合には希望にマッチした求人を紹介してもらえるため便利です。
特に在職中の転職活動は時間がない中での転職活動になるため、転職エージェントが求人を紹介してくれることで大幅な時間の節約が可能となり、動きやすくなります。
模擬面接で予行練習ができる
転職エージェントは企業の求人を紹介するだけではなく、過去にその企業を受けた人から質問内容などをヒアリングした面接のデータを持っています。
模擬面接の質問内容もヒアリングしたデータを基に行うため、面接の合格率を飛躍的にアップさせてくれます。
転職エージェントの利用のイメージを伝えるために、転職エージェントを利用して転職に成功した方の体験談を見てみましょう。
カテゴリー | 20代後半 |
---|---|
転職活動期間 | 2ヶ月間 |
転職経験 | なし |
きっかけ | doda |
カテゴリー | 20代後半 |
---|---|
転職活動期間 | 3ヶ月程度 |
転職経験 | なし |
きっかけ | type転職エージェント |
Q:「転職エージェントを利用してよかったことはなんですか?」
A:サポートが豊富だった点です。
希望すれば担当エージェントと面談ができるのですが、その際に希望に沿った求人を案内してもらえます。
応募する際に必要な職務経歴書やエントリーシートの書き方や採点などもしてもらえるので、単独で転職活動を行うより安心かつ効率的です。
Q:「転職・就職活動前に不安に思っていたことはなんですか?」
A:面接をするのは新卒以来6年ぶりでしたので、初めのうちは緊張して思うようにうまくいきませんでしたが、担当のエージェントの方に相談に乗って頂きながら少しずつこなせるようになっていきました。
もうひとつ不安だったのは、転職先での業務や職場環境でした。職場関係は良好か、違法な労働を強いていないか、新しい企業での業務がこなせるかどうか。
こういった情報は自分でも調査しつつエージェントに相談しながら仕入れるようにしていました。
Q:「20代でこれから転職する人にアドバイスするとしたらどのようなアドバイスをしますか?」
A:日々、多くの人が転職活動を行なっていますので、良い求人に巡り合えるかどうかは運次第なところがあります。
その可能性を少しでも高めるために選択肢を多く持つことが大切だと思います。
転職エージェントへの相談は電話・メール・対面どれがいい?
転職エージェントへ相談する場合、やり取りの方法は電話・メール・対面のどれかで行うことになります。
それぞれにメリット・デメリットがありますので確認してみましょう。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
電話 | 時間と場所を選ばない 自分の考えを伝えやすい |
通話料がかかる 細かいニュアンスを伝えにくい |
メール | 内容を振り返りやすい 時間の制約がなくいつでも送れる |
返信に時間がかかる |
対面 | 電話より自分の意図を伝えやすい | スケジュールの調整が必要 交通費がかかる |
電話のメリット・デメリット
電話のメリットはなんといっても場所を選ばず相談しやすいことです。
メールと違って直接話せるので、ちょっとした疑問もその場ですぐに確認して情報を集めるのに向いています。
対面のほうがより意見を伝えやすいのは確かですが、昨今のコロナウイルスによるリスクから、対面でのやり取りを避けるとなると電話が最適な相談方法だと言えます。
一方であれこれと転職相談を聞いてもらっていたら、通話料の請求がすごいことになってしまったということも。
電話で相談する際はメールも併せて利用して、深堀りしたいところだけを電話で相談するといった使い分けが大切です。
メールのメリット・デメリット
メールなら時間を気にせず、いつでも気になったことを相談することができます。
さらに過去のメールでのやり取りを追えますので、転職に対する自分の考え方を振り返って見直すことも可能です。
ただし、メールだと返信が遅かったり、そもそもメールに気づいてもらえない可能性があります。
また、文章で伝えるのが苦手という人には少し難しいかもしれません。
対面のメリット・デメリット
対面は実際に顔を合わせて話をしますので、自分の転職に関する不安や悩みをしっかり伝えることができるでしょう。
転職エージェントでは求人紹介まで受けるとなると、最初は対面からスタートするところがほとんどです。
しかし、対面での相談は事前にスケジュールを組んで転職エージェントのオフィスに足を運ばなければいけません。
さらに交通費もかかりますので、気軽に転職相談を利用するのは難しくなります。
転職エージェント以外で相談ができるサービス/機関
転職エージェント以外で相談できるサービスもあります。
相談先も複数利用することで、様々な意見を吸収して今後のキャリアに役立てることができます。
以下で紹介するサービスを参考に、自分に合ったサービスを選びましょう。
転職相談ができるサービス/機関
メリット | デメリット | |
---|---|---|
ハローワーク | 他にはない地元の求人案件が見つかる可能性 | 親身な相談に乗ってくれないことも |
おしごとアドバイザー | 平日土日関係なく転職の相談ができる | 前回と同じ相談員を指名できない |
転職フェア | 企業の担当者と直接話ができる | 人の多さに疲れてしまう可能性 |
ハローワーク
それぞれの自治体にある職業安定所(ハローワーク)に登録し、保有されている求人情報の閲覧・応募ができます。
- メリット
企業が無料で求人を登録できる仕組みのため、有料の採用手段にはない求人案件が見つかるケースがあります。
また、地元求人が多く見つかるという点もメリットとなります。 - デメリット
民間企業が運営しているわけではないので、手厚いサービスが用意されているわけではありません。
相談窓口は基本的に1年契約の契約社員が担当するため、親身になって相談に乗ってくれないケースもあります。
ハローワークに向いている人:地元の求人を重点的に探したい人
おしごとアドバイザー
おしごとアドバイザーとは厚生労働省が運営する若者向けの就職・転職相談サービスです。
おしごとアドバイザーでは、「そもそも転職って何をしたらいいのか」「今の状況で転職しても大丈夫なのか」といった就職・転職に関するさまざまな悩みを無料で相談することができます。
- メリット
転職や就職に関することなら無料で相談をすることができます。
メールなら24時間対応、電話相談なら平日17:00~21:00、土日・祝日でも10:00~21:00まで相談に乗ってもらえます。
相談に乗ってくれる方はすべて国家資格キャリアコンサルタント有資格者ですので安心です。 - デメリット
あくまで転職に関するアドバイスですので、求人を紹介してもらうことはできません。
また、同じ相談員を指名することはできませんので、継続して同じ内容の相談をすると手間がかかります。
おしごとアドバイザーに向いている人:転職への一歩をまだ踏み出せなくて迷っている人
転職フェア
転職フェアは、一つの会場に採用活動を行う複数の企業が集まる合同説明会です。
企業ごとのブースで採用担当者や現場の社員と話せたり、キャリアアドバイザーによる転職相談を受けられます。
- メリット
書類選考なしで企業の採用担当者と直接話ができますので、現場の生の声が聞けたり、会社の雰囲気を知ることができます。 - デメリット
大規模のイベントとなると数百の企業が参加しますので、待ち時間が長かったり、人の多さに疲れてしまうということがあります。
転職フェアに向いている人:転職ビジョンがある程度決まっていて、転職希望先企業に具体的な相談をしたい人
※新型コロナウイルスの感染拡大を受け、現在は開催されていないことがほとんどです。
転職を誰かに相談したいタイミングでやるべきこと
転職の相談をしたいと思ったら、すぐ行動に移すのも転職を成功させるポイントではあります。
しかし、焦って転職活動を始めると失敗することもありますので、転職を考える前にまずは自分が今本当に転職することがベストなのか、落ち着いて整理をするべきです。
そこで、転職の相談をする前にあらかじめやっておくべき準備をご紹介します。
現在抱えている不満を明確にする
誰かに転職を相談したいということは、少なからず現状に不満や悩みがあるということです。
まずは転職したいと思った原因を見直して、その悩みが転職で解決するのかを整理していきましょう。
- いつ不満や悩みが発生したのか
- その不満や悩みは何が原因で起きたのか
- その出来事は一時的なものなのか
- 転職することで不満や悩みを解決できるのか
これらを整理していくことで、転職を考えた原因が人間関係の問題なのか、給与面なのかといった根本的な問題が見えてきます。
また、キャリアアップというポジティブな転職を希望する場合も、転職することで自分がどういう経験を積んで変わっていくか、キャリアプランを整理するといいでしょう。
転職の条件はあらかじめ決めておく
転職の相談をする前に、あらかじめ希望する転職先の条件をまとめておくとスムーズに相談ができます。
特に転職エージェントへ相談する際は条件を先に伝えておけば、それに見合った求人を紹介してくれます。
満足のいく転職をするためにも、前もって情報の整理が大切です。
Q:「転職エージェントを利用してよかったことはなんですか?」
A:エージェントの担当者と話をすることで、自分の希望条件やどういう環境で働きたいと思っているのかということを整理することができました。
また他業種への転職だったため、業務内容や求められるスキルなどを教えてもらえたことがかなり大きく、面接の際に役に立ったと感じました。
それ以外にも担当者が希望業界にかなり詳しい方だったようで、業界の全体的な話や各会社の特色や人事の傾向を教えてもらうことができ、他業種から転職だったにもかかわらずスムーズに転職できたように思います。
Q:「転職・就職活動前に不安に思っていたことはなんですか?」
A:他業種への転職活動だったため、未経験者を採用してくれる会社があるのかどうかが一番不安でした。
幸い前職の知識を生かせる業種ではあったので、前職の経験を生かすためにどうしようと思っているかということを面接ではアピールしていきました。
また他業種への転職ということで年収が上がるのか下がるのか、よくわからず不安でしたが、そこはエージェントで相談する際に大体の相場を教えてもらうことができ、こちらの希望年収も正直に伝えることができました。
Q:「20代でこれから転職する人にアドバイスするとしたらどのようなアドバイスをしますか?」
A:まったくの未経験の仕事にチャレンジしたいのであれば、20代での転職は最後のチャンスだと思います。
もし今やっている仕事が向いていないと悩んでいるのであれば、転職エージェントに登録して、自分の適性を確認してみることをおすすめします。
私も大学を卒業してから、20代後半まで何の仕事をしていこうかと悩んで転職を繰り返しましたが、29歳の転職で適職を見つけることができ、現在も同じ仕事を続けることができています。