【事例あり】第二新卒が履歴書でおさえておきたい2つのポイント

手書きの履歴書とパソコンの履歴書

「第二新卒の場合、どうやって履歴書を書いたらよいの?」と不安に思う方は多いでしょう。

履歴書は就職・転職活動でほぼ必ず必要な書類のひとつ。できるだけ転職活動で効果的にアピールできるよう、ポイントをおさえて書きたいですよね。

今回は、第二新卒におすすめの履歴書をはじめ、重要項目の「志望動機」「自己PR」にもスポットをあてながら解説していきます。最後に履歴書の書き方もご紹介しますので、最後まで読み進めてみてください。

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【この記事を執筆した人】

名前:杉本友美

  • 新卒で専門商社へ入社し、総務・経理・人事事務職として約7年勤務
  • その後公的機関の人事部門にて、人事・労務事務およびディレクション業務に約2年従事(委託業務)
  • その後も大手化学メーカーでの経理事務などを含め計4社約12年の総務・人事・経理キャリアを持つ
  • 現在は総務・人事・就転職・女性の働き方といったジャンルを中心に、フリーライターとして活動中

※本人都合により顔写真は非公開とさせていただきます。

第二新卒が使うべきおすすめの履歴書

第二新卒が使うのにおすすめの履歴書がアピカの「自分を売り込む履歴書」です。

見開きはA3サイズの用紙で、中央で折るとA4サイズになります。用紙自体が大きく見やすいのはもちろん、用紙の右側半分のうち、約3分の1が志望動機、自己PR欄になっています。

アピカは、これまでの履歴書の職歴・学歴欄などを見直し、面接や書類選考で重要項目となる志望動機・自己PR欄を広く取って商品化しました。

現在のニーズに合わせた、20代におすすめの履歴書です。約200文字程度記載できるようになっており、しっかりと自分を売り込みやすい設計になっているのが特徴です。

第二新卒向け志望動機のポイント

退職理由が前向き

現職を退職する、もしくは退職した理由は、ネガティブな場合もあるでしょう。例えば、人間関係・給与の低さ・労働条件の厳しさなどがよく挙げられる退職理由です。

しかしネガティブな理由をネガティブなまま伝えても、採用担当者に決してよい印象を与えることはありません。

退職理由は、前向きな表現を心がけて記載することが重要です。退職するにあたり、ネガティブな理由もあるなかで、スキルアップ・資格取得の勉強・キャリアアップなど将来についていろいろと考えを巡らせたはずです。

数ある転職理由のなかでも前向きなものをピックアップし、記載するように心がけましょう。

企業理念への共感

企業理念とは、創業者が示す企業の存在意義、基本的な考え方などを表現したものです。企業理念を知ることで、この企業はどういう目的で経営を行っているのか、どういうことを目指しているのかが理解できるでしょう。

そもそも履歴書は「どの応募企業でも同じ内容」を記載することはおすすめしません。

志望動機には、企業の情報をリサーチしたうえで、企業理念への共感を盛り込んだ一文を記載しましょう。「この企業に入社したい」という気持ちが伝わりやすいためです。

第二新卒が履歴書の自己PRでおさえたいポイント

仕事への意欲

そもそも第二新卒とは、新卒で入社して3年未満の人を指す場合が多いです。第二新卒は年齢的に若く、ポテンシャルでも十分採用される見込みはあり、人材業界でも注目を集める存在です。

一方で弱点になりがちなのが「就業年数」。第二新卒を採用しても「またすぐに辞めてしまうのでは?」と思われるケースもよくあります。

そこで重要になってくるのが「就業意欲」のアピールです。

「この会社で働きたい」というアグレッシブな気持ちを自己PRに必ず盛り込むようにしましょう。応募者に対し、面接担当者が「長期的な就業を期待する」可能性が高まります。

柔軟性

第二新卒は新卒のように、社会人としての「いろは」から教育指導していかなければならないわけではありません。ある程度のビジネスマナーを備えていながらも、社会人としての経験はまだ数年であり、若さを武器に転職活動を進めていけるメリットがあります。

また、採用担当者が中途採用などで気になるポイントが「これまでの実績・スキルは素晴らしいけれど、社風になじめるかな?」ということ。第二新卒は前職の社歴も短いため、「柔軟性」がアピールポイントとなります。

その場その場で臨機応変に対応できる柔軟性を効果的にアピールできれば、社風に対する適応力があると認識してもらえるチャンスです。柔軟性を表現できる具体的なエピソードを記載しましょう。

社会人としてのモラル・マナー

第二新卒ではポテンシャルや若さがメリットとなりがちですが、おなじように「スキル・経験」の面からもチェックされています。企業の人事部門では、社会人としてゼロから育成することの重要性を理解してはいるものの、「コスト」がかかることを十分認識しています。

「できればある程度のビジネスマナー・スキル・経験を持っていてくれればありがたい」と思っているのが本音です。第二新卒は就業年数が短くても、一定の社会人経験があります。限りある期間のなかで、どのようなスキル・経験を養ってきたのかを具体的に記載しておくとよいですね。

企業の風土にスムーズに溶け込めて、育成コストも少なくなるのであれば、ぜひ採用したいと思う企業も数多くあるでしょう。

すぐに応用できる!書き方の実例

履歴書は手書き・パソコンの2つの作成方法がありますが、どちらでも問題ありません。

「丁寧・正確・簡潔でわかりやすい」ことが重要です。以下で履歴書の書き方について解説していきます。

履歴書のお手本

【日付】
平成○○年××月××日

郵送の場合はポスト投函日、持参の場合は来社日に合わせて記載します。

注意したいのは元号。履歴書全体を通し、和暦か西暦かで統一することが基本です。どちらでも問題ありませんが、統一することは忘れないようにしましょう。

【氏名】
転職 はじめ

他の項目よりも大きめのフォントでしっかり記載します。漢字は戸籍に合わせ、必要であれば新字体・旧字体などに気をつけて記載しましょう。

【現住所】
東京都○○区○○3丁目××番地

住所も正式な表記で番地まで記載します。

注意したいのはマンション・アパート名。カタカナやローマ字など、誰が見ても判別つきやすいように記載しましょう。

【生年月日】
平成○○年○○月○×日(満××歳)

現在何歳であるかがわかるように、年齢も必ず記載します。

【性別】

履歴書によって、記載するタイプ・○をつけるタイプがあります。

【電話番号】
○○○-○○○○-○○○○

連絡がつきやすい番号を記載します。主に携帯番号を記載することになるでしょうが、自宅の連絡先が必要な場合は記載しておきます。

【メールアドレス】
aabbcc@×××.com

連絡がつきやすいアドレスがよいですが、携帯アドレスはおすすめしません。

企業からの連絡事項によっては、パソコンでチェックしたほうがよい場合もあるためです。現在では、無料でメールアドレスを取得できるサービスもあります。yahooやGmailなどであらかじめ作成しておくと便利です。

【その他基本情報】

現住所以外に連絡をしてほしい場合は、現住所の下段に記載する欄がありますので利用しましょう。

【学歴】
平成○○年3月 ○○市立AB中学校 卒業
平成××年4月 ××県立CC高等学校 入学
平成○○年3月 ××県立CC高等学校 卒業
平成××年4月 ○○大学 EE学部 FF学科 入学
平成○×年3月 ○○大学 EE学部 FF学科 卒業

学歴では、中学卒業から記載すれば問題ないでしょう。

一方で学歴が多い場合、高校卒業から書きはじめてもOKです。市立・私立・県立や学校名など、必ず正式名称で記載するように注意してください。

【職歴】
平成××年4月 株式会社○○A 入社
住宅メーカー 従業員数 ×××名
○○支店 第一営業部へ配属
営業担当として新規見込み客への提案営業を行う
現在に至る            以上 

履歴書では、詳細な仕事内容まで記載する必要はありません。記載欄が少ないのはもちろん、詳細は職務経歴書で記載するためです。

ここで注意したいのは、正式な社名を記載すること。この他、主な事業内容・従業員数・配属先と担当業務について簡潔に記載しておくとより丁寧です。また、退職しているか、現職かわかるようにしておきましょう。

【資格・免許】
平成○○年××月 普通自動車第一種免許取得
平成○○年○○月 TOEIC公開テスト スコア720

資格・免許は、趣味の領域で取得したものもあるでしょう。ここでは、仕事に関連するような資格・免許をピックアップしてアピール材料にします。上記以外では、日商簿記検定・マイクロソフトオフィスといったパソコンスキル関連などが有効です。

【志望動機】
入社後約2年間住宅メーカーの営業職として従事し、新規客がどのような要望・悩みを持っているかを把握することを心がけてきました。ニーズをキャッチして提案し、契約へとつながり、やりがいを感じる一方で、仕事に広がりがないことも感じていました。
先日、偶然貴社社長のブログにて、企業理念は「ユーザー・社会のニーズを常に探ること」だと知り、自分の仕事に対するスタンスと同じことに共感しました。毎月1回の○○ミーティングでは、経験・職務年数を問わず新たなアイディアを出し合う機会もあると知り、風通しがよく個人に与えられる裁量も大きい貴社に魅力を感じました。これまで培ってきた営業経験を活かし、貴社に貢献したいと考えております。

ポイントは、これまで経験してきたこと・ポジティブな退職理由・企業理念への共感・活かせるスキルなどです。現職に対してネガティブな表現はせず、あくまで前向きな転職であることをアピールしましょう。

【自己PR】
現職では、ショールームに来場された新規客に対する営業活動が中心です。ほとんどの場合がはじめて接するお客様ばかりですが、これまでの新規客アンケートデータを分析し、活用しています。
例えば若年層の夫婦向け・ファミリー向け・高齢夫婦向け・その他に分け、要望やニーズの多かった項目を参考にしながら、積極的な提案営業を進めてきました。その結果、前月までは新規見込み客20件に対し1件の契約決定だったのが、翌月には4件までアップしました。
はじめてのお客様だからと委縮せず、これまでに集めた情報をもとに柔軟に対応していくことで、成果につながっています。貴社でも、はじめから無理だと思わずに臨機応変に粘り強く対応し、チャンスをつかんでいけるよう精進していく所存です。

自己PRでは、就業意欲・柔軟性・スキル・経験が盛り込まれていること、志望動機と矛盾しないこと、具体的なエピソードで紹介することを大切にしましょう。数値などで紹介するのもイメージしやすいのでおすすめです。

一方、自己PRだからといって、自己評価が高すぎる印象を与えないよう表現に気をつけたいですね。

【本人希望記入欄】 貴社規定に従います。

希望職種・勤務地などがあれば記載します。必要最低限を記載しましょう。残業は少ないほうがよいなど、自己中心的な記載はNGです。

まとめ|第二新卒の履歴書でおさえたいポイントまとめ

第二新卒は年齢的にフレッシュさを保ちながら、多少の社会人経験があり、基本的なビジネスマナーも身についています。短期間であるものの、前職のスキルを活かすことも可能です。


志望動機では企業の理念に共感しつつ、ポジティブな表現で記載しましょう。自己PRでは働くことに意欲的で、柔軟性のある人柄をアピールします。活かせるスキル・経験があれば必ず記載しておくことがおすすめです。


面接選考へ進めるかどうかは、履歴書など提出書類の内容がしっかり充実しているかどうかにかかっています。納得のいく履歴書を作成し、自信を持って転職活動に挑めるとよいですね。

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