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【この記事を監修した人】
- 保有資格:国家資格キャリアコンサルタント/国家資格2級キャリア・コンサルティング技能士/CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)
- 高校・大学での就職研修講師、職業訓練校・就職支援センターでのキャリアカウンセリング、「マイナビ就職EXPO」「doda転職フェア」へキャリアカウンセラーとしての参加など、神奈川県を拠点に幅広く就職支援を行う。
- また、採用・昇進評価に関わる人事側からの的確な目線に定評があり、行政機関・民間企業から人材アセスメント(第三者判定)としての委託を複数受け持つ。
29歳の転職が大きな意味を持つ2つの理由
転職は人生における大きなターニングポイントのひとつですが、29歳の転職は、20代前半など他の年齢層とは転職事情が変わってきます。
まずは、29歳の転職が大きな意味を持つ2つの理由について見ていきましょう。
29歳の転職が大きな意味を持つ2つの理由
- 29歳の転職が30代でのキャリアを決定付ける
- 未経験職種へ挑戦するなら、29歳の今動き出そう
(1)29歳の転職が30代でのキャリアを決定付ける
転職経験無しで入社7年目の28歳、29歳の頃というと、社内の出世レースや自分の市場価値、キャリアプランを少しでも理想に近づけられないかと悩まれる時期かと思います。
また、パートナーとの結婚や出産なども考えながら、女性だけでなく男性も家庭と仕事の両立について身の処し方を決めようとなさっている方も多くいらっしゃるかと思います。
今後、ビジネスシーンにおいてどのようなキャリアを重ねていくのか、それは29歳での転職で変わってきます。
これまでの経験を活かして同じ職種へ転職した場合、その後のポジションはよりスケールアップするはずです。
30代において思い描いたキャリアを実現できるかどうか、29歳での転職が大きなカギを握ります。
(2)未経験職種へ挑戦するなら、29歳の今動き出そう
未経験でも応募可能な求人は一般的に若ければ若いほど多い傾向にあり、その点で29歳の未経験職種への転職は不利であると言えます。
しかし、職種自体は未経験であってもマネジメント能力や折衝力、問題解決能力など別の環境でも活かせるポータブルスキルは、20代前半などの若い社会人と比べて29歳の社会人のほうが豊富に持っていますよね。
未経験の転職を目指す場合、実務的なスキルはまだまだ勉強中であっても、このような経験を企業にアピールしていくことが有効です。
30歳、31歳と年齢を重ねるほど未経験の職種への挑戦は厳しくなっていきますので、これまでの実務経験と異なる仕事に挑戦したいのであれば、早めに転職活動を始めることをおすすめします。
結婚・出産後などの転職では選択肢が狭まるケースも
人によっては29歳というと、結婚や出産というライフイベントを考える時期かもしれません。
独身であれば自分軸で物事を決断することができますが、結婚・出産後だと家庭を考慮してキャリアを選択せざるを得ません。
男性も育休取得がしやすくなってきたとはいえ、まだまだ配慮が不十分な企業もあるでしょう。
自分やパートナーのキャリアが狭まってしまわないよう、転職活動はライフイベントを意識しておこなっていきましょう。
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【ケース別】29歳の転職で失敗しないために知っておくべきポイント
29歳の転職といっても、人それぞれ状況は異なります。
特に、新卒後今回が初めての転職となる人と、これまでに転職を経験したことのある人とでは、押さえておくべきポイントは変わってきます。
ここでは転職経験なし・ありのケース別で、29歳の転職で失敗しないためのポイントをご紹介します。
(1)【転職経験ナシ】今の職場が7年目の人のケース
新卒で入社して29歳といえば、勤続7年目、脂ものった時期といえます。
一方で、20代前半での転職経験者も周りにいたりするのではないでしょうか。
もしかしたら「29歳で転職なんてもう遅いのかな……」と不安に感じている人もいるかもしれませんね。
しかし、29歳の転職では以下のポイントを強みに、転職活動を進めることができます。
- 7年というこれまでのキャリアを活かし「即戦力」アピール
- 7年の社会人経験を活かしキャリアチェンジ
以下で具体的に見ていきましょう。
7年というこれまでのキャリアを活かし「即戦力」アピール
同じ企業で7年間勤めたというのは、粘り強さ・継続性・キャリア構築の面からいっても20代前半にはない大きな強みです。
社内外での人間関係作り・若手への教育・豊富な実務経験および実績など、ビジネスパーソンに欠かせない力を備え始めている時期です。
転職後は即戦力で貢献できるという面を大いにアピールしましょう。
7年の社会人経験を活かしキャリアチェンジ
1社で7年間培った社会人経験は、未経験業種・職種でも大いに活かせます。
29歳での転職は、先ほども触れたようにポータブルスキルを念頭に置きつつ、企業へ自身の魅力を伝えていきましょう。
(2)【転職経験アリ】2回目なら問題なし、3回目以降はより入念な下準備を
転職経験がある場合、「何回までなら転職していいんだろう?」と誰しも転職回数について気になるものですよね。
リクナビNEXTが行ったアンケートによれば、転職3回目から気になると答えた企業の人事担当者が40%の割合いるというデータが出ています。
上記を踏まえて、3回目以降の転職では採用担当者からの疑問や懸念を払しょくできるよう、複数回転職を繰り返していた原因を自身のなかで明確に固めておくことが大切です。
また、転職経験ありという要素も含めて、以下のポイントに注意して転職活動を進めましょう。
- 転職理由については、前向きな回答が必要
- キャリアプランをしっかり立てておく
転職理由については前向きな回答が必須
上記データでは、3回目となる転職回数を気にする人事担当者が多かった一方で、実際の採用者も転職回数3回目が28%で最多という結果も出ています。
つまり、人事担当者は転職回数を気にしてはいるものの、それ以上に転職理由や本人のスキルや経験、人間性をしっかり考慮して採用を決定しているということです。
そして、選考のなかでとくに注意したいポイントが上記に挙げた転職理由に関してです。
まるで悪口のようなネガティブな転職理由を挙げてしまうと、以前の就業先への批判のように受け取られ、採用担当者の心証もよくありません。
そのため、ネガティブな転職理由になってしまったときは「ポジティブな理由に言い換えられないか?」と、考え直してみましょう。
どうしても転職理由がネガティブにしかならない場合は、他責に終始するのではなく、自責の要素を入れ、今後に活かしていくという心構えをアピールすると良いでしょう。
キャリアプランをしっかり立てておく
転職回数が多い人でよくあるパターンが、「キャリアプランをしっかり立てていない」ということです。
過去の転職が、ひとつの明確なキャリアプランに基づいていると説明できれば、転職回数をそこまで気にしすぎることはありません。
しかしその反対に、転職経験者の場合、一度転職してしまうと「合わなければまた転職すればいい」と安易に考えてしまいがちになることもあります。
そのため過去の転職がちぐはぐに見え、行き当たりばったりの転職を繰り返している印象を与えてしまうこともあります。
そうなると、30代でのキャリアステップもうまくいきません。
29歳の転職では、将来のライフイベントやキャリアプランをしっかりと考え、5年後・10年後・15年後の未来を踏まえて転職先を検討することが大切です。
(3)【共通】年収・業界など体裁のみで転職先を選んだケース
29歳ともなれば、ある程度の実績やキャリアを積み重ねてきた自負もありますよね。
転職において、周りの目を気にしてしまい、ついつい企業規模や年収といった単一的な条件に気を取られてしまうこともあるでしょう。
「自分の適性から外れているかもしれないけれど、ここに行けば年収が○○万円代に乗るはずだ……」
「今の職場よりも大手で有名だし、家族や友人に自慢できるかもしれない」
このようなポイントで転職先を選んでしまうと、労働環境や社内の風通しなど他の要素を忘れがちになり、転職先の企業とのミスマッチが生じる可能性があります。
この先長く働いていく会社は、お金や企業のネームバリューだけでなく、
- 今後のキャリアプランを描ける仕事か
- 職場の雰囲気は悪くないか
- 自分のやりたいことが実現できる企業や仕事か
- 自分が重要視する価値観と企業文化・理念はマッチしているか
- 自分の能力・スキル・経験・資質を十分発揮し活躍できる職場なのか
といった、企業とのミスマッチを防ぐために大切な要素を忘れることなく選んでいきましょう。
29歳の転職に転職エージェントを活用すべき4つの理由
29歳の転職では、転職エージェントの活用が有効的です。
その理由を4つに分けてご紹介します。
29歳の転職でエージェントを使うべき理由4つ
- 自分の市場価値がわかる
- 第三者からの客観的な意見・アドバイスを受けられる
- 一般には出ていない非公開求人を提案されることも
- 転職活動での各種交渉・調整などを代行してもらえる
(1)自分の市場価値がわかる
自分だけで転職活動を始めると、自分の適性やスキルに合わない企業へ応募してしまうケースもあります。
十分な自己分析をおこなっていたとしても、他でもない自分のことだけにスキルや適性を客観的に把握することはなかなか難しいものです。
また、年収だけに目がいってしまい、企業の詳細な情報をあまり深く理解せずに応募をしてしまう、という先ほどご紹介したようなケースもありがちです。
しかし転職エージェントでは、これまでの経験やスキルをはじめ、さまざまな項目について転職希望者にヒアリングをします。
その結果、自分ひとりで探すよりも適性のある企業に出合える確率がぐんと上がります。
自分の転職市場価値も把握でき、自分だけでは知りえなかった強みを発見するきっかけにもなります。
(2)第三者からの客観的な意見・アドバイスを受けられる
転職エージェントでは、転職希望者それぞれに個別で担当エージェントが付きます。
登録の際のヒアリングをはじめ、転職に対する悩みや相談はもちろん、各種アドバイスを受けられるのが大きなメリットです。
「転職活動がなかなかうまくいかない……」という方のなかには、書類内容や面接での回答に問題があるにも関わらず、それに気づかないまま応募し続けている人もいるでしょう。
転職エージェントを活用していれば、志望した企業に採用されなかった場合、その理由などを本人に教えてくれることが多いです。
また応募の前後に、個別で書類添削や面接指導を受けることもできるため、内定の確率を上げることができます。
(3)一般には出ていない非公開求人を提案されることも
非公開求人とは、企業が競合他社に採用の内容や動向を知られないよう一般に公開しなかったり、採用活動を最小限に抑えて希望の人材を確保したりするために行われる求人です。
転職エージェントでは、他には出ていない貴重な求人案件であるこの非公開求人を持っているケースが多くあります。
それは個人で転職活動していても出合うことのない企業であり、そのなかにこそ、あなたにマッチする企業があるかもしれないのです。
そのため、転職先の選択肢を広げられるという魅力が転職エージェントにはあり、これは転職エージェントを利用して転職活動をする人ならではの特権とも言えます。
(4)転職活動での各種交渉・調整などを代行してもらえる
就業中・離職中など、活動時の就労状況は人それぞれで異なります。
できるだけ退職から入社までの空白期間が長くならないよう就業中に転職活動するをすることが好ましいですが、働き続けながら転職活動を行うことは実に大変なのです。
なかには応募先企業とのやりとり・書類作成・面接対策・採用選考状況の把握など、仕事と転職活動の同時進行が負担となり転職活動が長引く人もいます。
転職エージェントを利用すれば、上記の書類作成や面接対策のアドバイスがもらえるうえに、応募企業との間に入ってスケジュールの交渉や金額交渉などもおこなってくれます。
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